2010年4月15日木曜日

東芝が3Dテレビの発売時期を、2010年夏に前倒し

東芝が4月14日、液晶テレビにおける事業戦略を発表したとのこと。

3Dテレビ「夏の陣」 東芝も発売前倒し :日本経済新聞
asahi.com(朝日新聞社):3Dテレビ、東芝も夏に発売へ 国内大手そろい踏み - デジタル機器 - デジタル
東芝が夏に3Dテレビ発売、10年度液晶テレビ世界販売は5割増・1500万台目標 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
東芝、2010年度の映像事業戦略を発表 - 今夏の「3D対応REGZA」や下期のCELL REGZA新製品投入計画が明らかに (1/2) - Phile-web
東芝、2010年夏に「3D REGZA」商品化へ--対応Blu-rayも併せて展開:ニュース - CNET Japan

上記リンク先記事によると、この戦略の中で3Dテレビについては、

・薄型液晶テレビ「レグザ」の3D対応機種の発売時期を、2010年夏に前倒し
 また普及機種においても3D対応機種を展開する。
 (※東芝は2010年1月に、
   ・最上位機種(高性能半導体「セル」を搭載)を3D対応にして、同年秋に発売する
   との計画を表明していた。)
 発売地域は、
 ・日本
 ・中国
 ・欧米
 の予定。
・年末商戦では、大画面機種(46型以上)の2割を、3D対応とする。
・2010年度夏には、「CELL REGZA」の3D対応モデルを発売する。
・製品の詳細(価格など)は、後日改めて発表する。

等とされているとのことです。

ちなみに、東芝の2010年度の液晶テレビ全体の販売台数は、1,500万台(2009年度比50%増)を目標に掲げているそうです。


個人的には普及の進展について正直疑問を持っていますが、とりあえずメーカー側では、既に3Dテレビに対する期待が非常に高まっていることが、強く感じられます。

ただ、市場で実際にどのように受け入れられるのかは、各メーカーや関連産業(コンテンツ作成や配信事業者など)が、これからどこまで消費者に3Dテレビの魅力をアピールできるかに、かかっているように思われます。


※当ブログの関連記事:
2010 年CESでの、3Dテレビ等の出展状況を紹介している「AV Watch」の記事(2010年1月12日)

2010年4月4日日曜日

シャープが、裸眼で立体視ができる3D液晶ディスプレイを発表、当初はモバイル機器向けを想定

シャープが4月2日、裸眼で立体視が行える3D液晶ディスプレイを開発したことを、発表したとのこと。

【更新】シャープ、裸眼対応のタッチパネル付き3D液晶を開発 - 2D/3D切替表示も可能 - Phile-web
「大型テレビにも応用」シャープ常務(日本経済新聞)
シャープ、眼鏡なしで高精細3D映像見られる液晶(日本経済新聞)
時事ドットコム:眼鏡不要の3D液晶を発表=携帯電話、デジカメに搭載-シャープ
より高精細、高輝度に――シャープがタッチパネル対応3D液晶を発表 - ITmedia +D モバイル

上記リンク先記事によると、このディスプレイの詳細は、

・特徴:
 ・今回の開発品では、全てのユーザーが安全に使用できるよう、従来品から
  ・「表示品位の改善」
  ・「低クロストーク」
  ・「モジュール厚みがアップしないタッチパネル」
  の点で改善を行っている。
 ・明るさや精細度は、従来開発品の2倍に向上。
 ・CGシリコン技術の進化により、パネルの配線幅を微細化。
  加えて、視差バリアの高精度な貼り合わせ技術と作り込みによって、光の効率を向上。
  これらにより、クロストークを大幅に低減している。
 ・液晶モジュールの厚さ:
  スイッチパネルとタッチパネルを一体化したことで、従来の2Dタイプと同等の厚みを実現している。
 ・3D表示時のスイートスポット:
  視差バリアのスイッチパネルの厚みを調整することにより、約20~50cmの範囲で変更可能。
  (発表された開発品では、スイートスポットは30cmに設定)
 ・視聴範囲:
  適切な3D視聴が行える角度は、プラスマイナス3cm。
  横から覗き込む場合には、立体視はできない。
・発表に用いられた開発品の詳細:
 ・画面サイズ:3.4型(480×854ドット)
 ・輝度:500cd/m2
 ・コントラスト比:1,000:1
 ・駆動速度:60Hz
 ・バックライト:LED
 ・3D表示方式:視差バリア(パララックスバリア)方式
  ・3D表示時には、横方向の解像度が半分に低下する。
  ・ディスプレイの向きを90度回転させた場合にも、バリアの向きを変更して3D表示が可能。
 ・タッチパネル:静電容量方式(マルチタッチにも対応)
・想定用途:
 モバイル機器(スマートフォン、携帯電話、デジカメ、デジタルフォトフレーム、ポータブルメディアプレーヤー)やPC、ゲーム機が挙げられる。
 実際の生産品では、当初は3~5インチクラスの製品を想定する。
 ただし、10インチを超える製品(パソコン等)も、同じの技術で対応できる可能性がある。
・今後の展開:
 ・製造拠点:
  シャープの三重工場。
  ただし、設備投資額は数十億円規模で済む。
 ・量産開始時期:
  2010年度上期に、タッチパネル機能を省略したタイプから順次生産を開始する。
 ・生産量:
  シャープのモバイル機器用液晶における3D対応パネルの比率は、
  ・2010年度:10~20%
  ・2011年度以降:50%以上
  を目指す。
 ・採用の動き:
  携帯電話メーカーとは、既に商談が進行中。
  ゲーム機分野については、現時点では非公開。

等となっています。


通常の液晶と比較して、コストがどの程度アップするのかが、個人的には最も気になりますが、他に特別な機器(3Dメガネ等)を必要としないという点で、非常に興味を惹かれます。

各記事でも挙げられているとおり、私もこのシャープの3D対応液晶が「ニンテンドー3DS」で採用されるのでは、と思っていますが、そうなった場合、裸眼3D表示を味わうためだけでもニンテンドー3DSを購入してみたい、という気が起こってきています。


※参考
・専用メガネが不要で、裸眼で立体表示が楽しめる タッチパネル付3D液晶ディスプレイを開発:シャープ
 http://www.sharp.co.jp/corporate/report/3d/index.html
・業界最高輝度 2D/3D表示切り替え可能なタッチパネル付3D液晶ディスプレイを開発 | ニュースリリース:シャープ
 http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100402-a.html


※当ブログの関連記事:
シャープの3Dテレビ発売は、2010年夏以降に(2010年3月14日)
任天堂が、裸眼で3D映像を楽しめる「ニンテンドー3DS」を、2010年度中に発売予定(2010年3月25日)

2010年4月1日木曜日

「シード・プランニング」社が、2015年には国内出荷テレビの1/4が3Dテレビになる、等と予想

市場調査・コンサルティングを手がける「シード・プランニング」社が、調査レポート「家庭用3Dテレビと3D対応機器の市場動向と普及予測」を発表したとのこと。

2015年、日本では4台に1台が3Dテレビに!?――関連企業調査 | RBB TODAY (ブロードバンド情報サイト)

上記リンク先記事によると、このレポートの詳細は、

・調査対象:
 ・3Dテレビ・パネルのメーカー(シャープ、ソニー、東芝、パナソニック、三菱電機、サムスン電子、LG電子)
 ・3D関連企業(有沢製作所、スカパーJSAT、ドルビー、ニューサイトジャパン、富士フイルム、RealD)
 ・3D団体
 ・3Dハード・3Dコンテンツ関連の有識者
・調査結果:
 ・テレビの3D化は、40型以上から進むと予想。
 ・世界市場の規模は、
  ・2010年:約240万台
  ・2015年:5,000万台(出荷されるテレビ市場全体の約21%)
  と予測。
 ・国内市場は、海外より普及が早いとみられる。
  具体的な普及台数は、
  ・2010年:50万台
  ・2011年:100万台
  ・2015年:420万台(出荷されるテレビの4台に1台)
  と予想される。という状況になると見込まれる。
  ただし、3Dコンテンツの普及が急務となる。

等となっています。


国内で5年後に出荷テレビの1/4が3Dテレビになる、と考えると、3D映像をまだ体験していない私には、そんなに早く普及が進むのか正直疑問ですが、やはり魅力のあるコンテンツが用意されるか否かが鍵を握っている、ということでしょうか。


※参考
・2010年版 家庭用3Dテレビと3D対応機器の市場動向と普及予測  - 市場調査レポート(※「シード・プランニング」サイト内)
 http://www.seedplanning.co.jp/report/01621.html
・市場調査とコンサルティングのシード・プランニング [ SEED PLANNING ] - プレスリリース
 http://www.seedplanning.co.jp/press/2010/2010033101.html

格闘技「K-1」とフジテレビが、試合の3D中継映像を共同制作

格闘技イベント「K-1」を主催する「FEG」とフジテレビが3月31日、

・2010年4月3日開催の横浜アリーナ大会「FieLDS K-1 WORLD GP 2010 IN YOKOHAMA」から、3D中継映像を共同制作する

ことを発表したとのこと。

K―1が3Dに!アーツも驚くド迫力映像(格闘技) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
フジと共同で3D映像制作…K―1ワールドGP:プロ格:スポーツ報知
3D映像をフジと制作、ワールドGP横浜/リング/デイリースポーツonline
K1で3D撮影、谷川EPが魅力を解説 - 格闘技ニュース : nikkansports.com
「K-1」で3D撮影開始。ライブ放送も検討 -AV Watch
その迫力にアーツ、シュルトも驚愕!フジら「K-1」中継の3D制作を発表 : 映画ニュース - 映画のことならeiga.com

上記リンク先記事によると、横浜アリーナ大会では、3Dカメラ5台と中継車を投入する予定。

3D番組の放送や上映スケジュールは、現在のところ、

・韓国:2010年5月または6月に、映画館で上映
・日本:「スカパー!」の3D専門チャンネル(2010年6月開局予定)での放送が有力視されている
 (※地上波放送は、3Dテレビの普及状況を考慮し、早くて9月か12月のワールドGPからと予想される)

となっているそうです(※記事によりかなり記述が異なる)。

また5つ目の記事では、

・「FEGと協力して一つの作品として編集する。
  出力のためのいろいろな可能性を探っていく」
 (フジテレビスポーツ局の鈴木制作担当部長)

・「スカパー!さんが最有力。スカパー!に3D専門チャンネルが開局するのでそこで放送したい。
  9月の開幕、12月の決勝大会にはライブ中継ができるように交渉していきたい」
・「2009年12月の大会はソニーの協力のもと3D撮影を行なった。
  縦の動きは個人競技ならではの迫力がある。
  3Dならではの迫力、3Dこその人気選手が出てくるかもしれない。
  新しいメディアの中でも、格闘技はキラーコンテンツ。
  パイオニアになって、K-1が先んじて見せて行きたい」
 (K-1の谷川貞治イベントプロデューサー)

とのコメントが紹介されています。


記事にも書かれていますが、個人的にも、確かに限定されたスペースで激しい動きと攻防が行われる格闘技は、3Dによる表現に向いているのかもしれない、と感じます。

ブームが落ち着いた感のある格闘技が、3Dテレビの普及とともにどのような評価を受けることになるのか、格闘技への興味が薄れた私にとっても、ちょっと楽しみではあります。


※当ブログの関連記事:
「スカパーJSAT」が2010年夏、「スカパー!HD」で3D番組を放送開始予定 (2010年1月28日)
格闘技DVD「Dynamite!! 勇気のチカラ 2009」が、「魔裟斗VSアンディ・サワー」「吉田秀彦VS石井慧」の2試合を、3D特典映像で収録(2010年3月24日)

「情報通信研究機構」が、3次元映像標準テストコンテンツと変換ソフトウェアの無償公開を開始

独立行政法人「情報通信研究機構(NICT)」が3月31日、

3次元映像標準テストコンテンツ
3次元映像コンテンツ変換ソフトウェア

の無償公開を開始したとのこと。

NICT、3次元映像標準テストコンテンツおよび3次元映像コンテンツ変換ソフトを無償公開(日経プレスリリース)
3次元映像標準テストコンテンツを無償公開(情報通信研究機構)

上記リンク先記事によると、NICTでは、総務省から受託した委託研究で「3次元映像支援技術」の研究開発を実施。

今回公開されたのは、この研究開発で制作された、3D映像用の標準コンテンツとソフトウェアで、その内容は、

・超高精細ステレオ3次元映像コンテンツ
・測距カメラによる3次元コンテンツ
・スキャナ型カメラによる3次元映像コンテンツ
・3次元CGコンテンツ
・2D/3D変換ソフトウェア
・3次元映像フォーマット変換ソフトウェア

となっています。

(※「標準テストコンテンツ」は、
  ・映像表示装置等の機能・性能の比較評価
  ・画像圧縮技術の評価
  ・人体への影響評価
  など、様々な評価・検証を系統的に行うために、各種パラメータ(撮影条件など)が明らかになっている、共通の映像コンテンツのこと。)

ちなみに2010年5月12日には、慶應義塾大学の日吉キャンパスで、これらのコンテンツ・ソフトウェアに関する概要説明会が実施されるとのことです。


記事に掲載されている内容は専門的で、私には理解が難しいですが、とりあえず3Dコンテンツを製作するための環境が着々と整えられていることは感じられます。


※参考
・NICT 独立行政法人 情報通信研究機構
 http://www.nict.go.jp/index-J.html

日本初の3Dミュージックビデオは、「UVERworld」の「GOLD」

ソニーミュージックエンタテインメント」が、日本国内では初となる、3Dミュージックビデオの製作に取組むとのこと。

「UVERworld」日本初の3D音楽ビデオ(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

上記リンク先記事によると、第1弾作品の詳細は、

・アーティスト:ロックバンド「UVERworld(ウーバーワールド)」
 演奏中の激しいパフォーマンスが、3Dの奥行き感に最もマッチする、として選定された。
・曲:「GOLD」(2010年3月31日発売)
・撮影:
 3月26日から2日間に渡り、撮影を実施。
・製作費:
 通常のビデオより、1,000万円以上多くなっている。
 (「UVERworld」の過去のビデオと比較すると倍以上)
・公開予定:
 現在製作中のアルバム「LAST」(2010年4月14日発売)の購入者特典として、4月17日に東京都内で上映会を開催する。
 参加人数は抽選で1,000人規模の予定。
 (「UVERworld」のメンバーの来場も検討している)

等となっています。

また記事では、

・「半年は先を越されないことを意識した。
  時代の幕開けに携われた」
 (石井貴英監督)

・「撮影時間が普段の3倍以上かかるなど大変だったけど一歩先に挑めたことがうれしい」
 (「UVERworld」ボーカルのTAKUYA∞)

とのコメントが紹介されています。


今回の記事では、3D映像の製作コストに言及されている点が、個人的には非常に興味深いです。

3D映像の製作にかかるコストが、それに見合う効果をもたらすことができるのかどうかは、まだまだ今後の検証が必要、ということでしょうか。

※参考
・Sony Music | ソニーミュージック オフィシャルサイト
 http://www.sonymusic.co.jp/

芸能プロダクション「アミューズ」が3D映像作品の制作事業に参入、第1弾は浅草「三社祭」の17時間生中継

芸能プロダクション「アミューズ」が3月30日、3D映像作品制作事業に参入することを、発表したとのこと。

アミューズ、3D映像でテレビ生中継 国内初 :日本経済新聞
5月16日にBS11で、日本初の3D生中継番組が放送 -AV Watch

上記リンク先記事によると、事業の詳細は、

・背景・目的:
 2010年春以降には、大手電機メーカーが、3D対応テレビの発売を計画していることから、番組需要が高まることが予想される。
 今回の参入は、それの状況に対応することを目的としている。
・最初の取り組み:
 2010年5月に東京・浅草の「三社祭」を、3D映像でテレビ生中継する。
 (3D映像のテレビ生中継は、今回が国内初)
 詳細は、下記のとおり。
 ・放送日時:2010年5月16日(三社祭の最終日)の、午前5時~午後10時の予定。
  ※17時間の生中継。
 ・放送局:「日本BS放送」の「BS11」
 ・内容:
  浅草神社本社神輿の「宮出し」~「宮入り」を生放送。
  祭りにおける浅草の街の賑わいを、
  ・3Dカメラ3台
  ・通常のカメラ
  を用い、多面的に撮影する。
  基本は2D放送で、番組の要所で3D中継を行う。
 ・視聴料金:無料
・今後の方針:
 自社の企画・制作による
 ・映画
 ・テレビ番組
 ・ライブの映像作品
 などに、3D映像を積極的に取り入れていく。

となっています。


5月に初の3Dテレビ放送が行われるというのは、意外と早い気がしますが、それだけ映像製作に携わる側にとっても、3Dに対する期待は大きい、ということなんでしょうか。

個人的には残念ながら、現在のところはこの放送を見られる可能性はほぼありませんが、初の3Dテレビ生中継に対して一体どんな反響が出てくるのか、かなり楽しみです。


※参考
・アミューズ オフィシャル ウェブサイト -- AMUSE OFFICIAL WEBSITE --
 http://www.amuse.co.jp/index.php
・BS11デジタル
 http://www.bs11.jp/

2010年3月28日日曜日

LG電子が、3D液晶テレビ「LX9500」シリーズを韓国国内で発売

LG電子が3月25日、3D液晶テレビ「LX9500」シリーズを韓国国内で発売したとのこと。

LG電子、同社初の3D液晶テレビを披露 - 3Dテレビでシェア25%ねらう - Phile-web
3Dテレビ、LG電子発売 日韓勢の競争激しく :日本経済新聞
LG電子、3D液晶テレビ「インフィニア」発売 | Chosun Online | 朝鮮日報

上記リンク先記事によると、「LX9500」シリーズの詳細は、

・画面サイズ:
 47型と55型を最初に発売。
 その後順次、42型・60型・72型に拡大する。
・液晶パネル:
 ・バックライト:直下型(画面のすぐ裏にLEDを配置)
  ダイナミックコントラスト比は1千万:1を実現している。
  55V型モデルでは、1,200個のLEDを搭載する。
  エリア駆動にも対応。
 ・倍速技術「TruMotion 400Hz (480Hz) 」を採用。
  3D映像が重なって見える現象を軽減する。
・3D表示方式:フレームシーケンシャル方式
・3Dメガネ:「AG-S100」
 USBで充電可能。
 連続駆動時間は40時間。
・本体:
 ・奥行き:
  最薄部22.3mm、最厚部31.6mm
 ・ベゼル:16mm(既存製品は35mm)
・価格:
 ・47型:約470万ウォン(約38万円)
 ・55型:約630万ウォン(約51万円)
 ※いずれも専用メガネ2個が付属。
・発売予定:
 まずは韓国で、47型と55型を発売。
 その後2010年5月初旬までに、主要市場(北米、欧州など)で発売する。

等となっています。

またLG電子では、2010年に世界の3Dテレビ市場(380万台規模と予想)でシェア25%獲得を目指すとのことで、そのために

・テレビ:
 幅広い画面サイズ(42V型~150V型)を用意する。
 また、液晶テレビの他にプラズマテレビも発売する。
・3D方式:
 フレームシーケンシャル方式の他、偏光式も用意する。
・その他の機器:
 ・BDプレーヤー
 ・世界初のフルHDの3Dプロジェクター
 等も展開する予定。

といった取り組みを行うとのことです。


世界的な家電メーカーが、3Dテレビの展開を着々と進めていることが、改めて伺えます。

もっとも、一消費者としてみると、各メーカーの製品に(または同一メーカーの製品でも)、一体どのような違いがあるのか(3Dの表示方式など)がかなり分かりづらいので、メーカー側には今後の更なるPRを期待したいものです。


※参考
・LG Electronics Japan
 http://www.lge.com/jp/index.jsp


※当ブログの関連記事:
LG電子は 2010年の3Dテレビ販売目標を、100万台以上と設定(2010年3月11日)

2010年3月25日木曜日

米国のアイスホッケーの試合で、初の3D中継が実施

米国の

・Icing ESPN
・Comcast
・ニューヨーク近郊のネットワーク

が提携して、史上初となるアイスホッケーの試合の3D中継を実施するとのこと。

MSG、史上初のホッケー試合3D中継 - PRONEWS

上記リンク先記事によると、今回の中継の詳細は、

・放送される試合:
 2010年3月24日にで開催される、ニューヨーク・ランジャーズvs.アイスランダーズの試合。
 (「Madison Square Garden(MSG)」がスタジアムから中継する)
・配信:
 MSGネットワークにより、
 ・Comcast
 ・Time Warner Cable
 ・DirecTV
 経由で配信する。(Cablevision チャンネル1300)
・取り組み:
 スタジアムにはステレオカメラ5台を設置。
 また、
 ・3D放送経験のあるディレクター
 ・3D放送のキャスター達
 を起用する。
 ただし、試験的な試みでもあるため、スポンサーは無く、プロモーションはあまり行っていない。

となっています。

ちなみに今回の3D中継放送が技術的に成功した場合、

・次のNHLプレイオフ
・次年度のランジャーズとニューヨークニックスのホーム試合

を、3D中継する計画があるとのことです。

記事では、「MSG Media」社長のミカエル・バイヤー氏の

・「3D放送をするならば市場最初の提供者となりたかった」

とのコメントが紹介されています。


スポンサーが無くプロモーションも積極的ではない、というのは、アイスホッケーの3D中継にはまだ未知数の部分があり、実際にやって確かめてみないと分からない、と考えているということでしょうか。

ともかく新しい映像・中継方式への取り組みとして、この中継がどのような結果となるのか、気になるところです。


※参考
・Madison Square Garden - Official Web Site
 http://www.thegarden.com/

任天堂が、裸眼で3D映像を楽しめる「ニンテンドー3DS」を、2010年度中に発売予定

任天堂が3月23日、

・携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」の新機種「ニンテンドー3DS」(仮称)を、2010年度中に発売する

との方針を発表したとのこと。

裸眼で3D楽しめるDS発売 任天堂、10年度に発売 - 47NEWS(よんななニュース)

上記リンク先記事によると、現時点では、

・裸眼で3D映像を楽しめる
・現行の「DS」向けソフトも利用可能

ということ以外、「ニンテンドー3DS」の発売時期、価格、仕様などの詳細は未定となっています。

任天堂では「ニンテンドー3DS」について、2010年6月開催のゲーム見本市「E3」(米国ロサンゼルス)で、詳細を発表する予定だそうです。


人気ゲーム機の新機種だけあり、報じるニュース記事もかなり多いですが、現時点での情報が非常に乏しく、内容はいずれも限定されています。

ただその中でも、3D方式を推測する記事も見られ、例えば

日々是遊戯:ニンテンドー3DSで採用される「裸眼立体視」技術ってどういうもの? - ITmedia Gamez

では「パララックスバリア方式(視差バリア方式)」、また

ニンテンドー3DS:「裸眼で3D」ってどんな感じ?:Kotaku JAPAN, ザ・ゲーム情報ブログ・メディア

では、パイオニアの「3Dフローティングビジョン」方式が紹介されています。

個人的には、どの方式になるにしろ、携帯ゲーム機という小型機器で、果たしてどのような3D映像が実現されるのか、今から非常に興味を惹かれます。


※参考
・HITACHI : 携帯電話 : 商品情報 : H001 : 3D立体表示
 http://k-tai.hitachi.jp/h001/3d/

2010年3月24日水曜日

格闘技DVD「Dynamite!! 勇気のチカラ 2009」が、「魔裟斗VSアンディ・サワー」「吉田秀彦VS石井慧」の2試合を、3D特典映像で収録

2009年大みそかに行われた格闘技イベントのDVDDynamite!! 勇気のチカラ 2009」(3月24日発売)に、2試合の3D特典映像が収録されるとのこと。

魔裟斗の引退試合が3Dに…佐々木希も「すごいの一言」:プロ格:スポーツ報知
魔裟斗の引退試合が3Dに…佐々木希も「すごいの一言」 - 芸能 - 最新ニュース - 楽天woman

上記リンク先記事によると、収録される3D映像は、

魔裟斗VSアンディ・サワー
吉田秀彦VS石井慧

の2試合。
また本編DVDには、同試合が通常映像で収録されているとのことです。

記事では、「Dynamite!!」の会場リポートを務めた女優・モデルの佐々木希さんの、

・「感動と興奮がよみがえりました。
  特に会場の広さと選手の筋肉の動きが鮮明で、その場で見てるかのような臨場感がありました。
  これが自宅のテレビで見られるなんて、すごいの一言です」

との、特典3D映像を視聴した感想が紹介されています。



ハピネット・オンライン
楽天市場でのDVD販売ページ(例えば左画像リンク先)では、3D方式はサイドバイサイド方式で、対応3Dテレビ・専用メガネでのみ視聴可能、と記述されています。

個人的には、最近1~2年で格闘技に対する興味を著しく失っていますが、現状では3D映像コンテンツは貴重だと思うので、機会があれば、DVDの特典映像を一度見てみたいものです。

2010年3月21日日曜日

「アクトビラ」が010年夏を目処に、3D動画のインターネット配信サービスを開始予定

テレビ向けポータルサービス「アクトビラ」が3月18日、

・2010年夏を目処に、3D動画(映画など)のインターネット配信サービスを開始する

との方針を発表したとのこと。

アクトビラ、3D映画の配信開始(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)
asahi.com(朝日新聞社):アクトビラ、3Dコンテンツの映像配信サービスを2010年夏に開始 - e-ビジネス情報(提供:BCN) - デジタル
アクトビラ、3Dコンテンツをストリーミング配信 - ITmedia News
アクトビラ、対応デジタルTV向け「3Dコンテンツの映像配信サービス」を夏から開始(日経プレスリリース)

上記リンク先記事によると、このサービスの詳細は、

・配信方式:ストリーミング方式
 ブロードバンド回線に接続した3Dテレビに対し、アクトビラ上の専用サイトからコンテンツを配信する。
・配信作品名、価格など:未定
・対応テレビ:
 現在アクトビラでは、3Dテレビの各メーカーと連携し、2010年に発売予定の3Dテレビへの対応を推進している。

となっています。

また、3D映像コンテンツのインターネットによるテレビ向け配信は、今回が初のケースとのことです。


衛星放送「スカパーJSAT」にケーブルテレビ「J:COM」、それに今回の「アクトビラ」によるインターネット配信と、多様な配信手段で3Dコンテンツの供給体制構築が進められていることは、3Dテレビの普及においては、非常に好ましいことだと感じます。


※参考
・「アクトビラ」公式情報サイト
 http://actvila.jp/
・『3Dコンテンツの映像配信サービス』を2010年夏から開始 対応デジタルテレビ向けにVODサービスをスタート!
 http://actvila.jp/pdf/press_20100318.pdf


※当ブログの関連記事:
ディスカバリー、ソニー、IMAXの3社が、世界初の24時間放送の3D専門放送局を、米国で合弁で設立予定(2010年1月15日)
「J:COM」と「スカパーJSAT」が、3D映像配信事業を「検討中」(2010年1月20日)
「スカパーJSAT」が2010年夏、「スカパー!HD」で3D番組を放送開始予定(2010年1月28日)
ジュピターテレコムがCATVサービス「J:COM TVデジタル」のVODサービスで、2010年春から3D映像コンテンツを配信予定(2010年1月29日)
「J:COM オンデマンド」が2010年4月から、HD画質の3Dコンテンツ配信を開始予定(2010年2月11日)

パナソニックが2010年内に、3Dテレビを新興国30カ国以上で発売

パナソニックが2010年内に3D対応テレビを30カ国以上の新興国で発売する方針であることが、3月19日に判明したとのこと。

パナソニック、新興国30カ国で3Dテレビ発売へ - MSN産経ニュース
時事ドットコム:新興国で3Dテレビ=30カ国に展開へ-パナソニック

上記リンク先記事によると、事業の詳細は、

・背景:
 パナソニックでは、2010年の3Dテレビ販売は、先進国(日本、米国、欧州)をメインに販売する計画だった。
 しかし、映画「アバター」のヒット等により、3D映像に対する関心が予想以上に高まったことから、新興国を含む世界の主要各国で、3Dテレビを一気に販売開始することを決定した。
・発売する国:
 ・BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)
 ・中近東
 ・アフリカ
 等、2010年内に30カ国以上で発売する。
・発売開始時期:2010年6月
・画面サイズ:先進国と同じく、50~60型台のプラズマテレビを予定。
・その他:
 ・大部分の新興国では、3Dテレビ放送の予定が無いことから、3D対応のブルーレイ・ディスクプレーヤーを同時発売する。
 ・今回の新興国での販売決定を受け、2010年度の3Dテレビの販売目標(100万台)を、2~3割上積みする。

等となっています。


パナソニックの3Dテレビ事業における取り組みの、相当な速さを感じます。

ただ、日本でもまだ発売されていない中、実際に世界各国でどの程度3Dテレビが受け入れられるのか、まだまだ未知数なのでは?と考えますが、果たしてパナソニックの事業展開が吉と出るか凶と出るか、今後が非常に気になるところです。


※当ブログの関連記事:
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定 (2010年2月11日)
パナソニックが、3Dテレビの国内市場規模見通しを上方修正 (2010年2月25日)
パナソニックが3D対応テレビ拡販のため米「ベスト・バイ」と提携、価格も約50%引き下げ(2010年3月9日)
パナソニックが、米国で3Dテレビ「ビエラ」の販売を開始(2010年3月11日)

2010年3月18日木曜日

「XpanD」社が、映画館や複数メーカーの3Dテレビで使用できる3Dメガネ「X103」を開発

XpanD」社が、映画の見本市「ShoWest」(3月15日~、米ラスベガス)に、ユニバーサル3Dメガネ「X103」を展示しているとのこと。

XpanD、各社3Dテレビや劇場で使えるユニバーサル3Dメガネを発表 - 12色カラバリも用意 - Phile-web
XpanD、3D対応テレビ向けのアクティブ3Dメガネ -AV Watch

上記リンク先記事によると、「X103」の詳細は、

・方式:アクティブシャッター方式
 高速切替可能な液晶セル「pi-cell」を採用している。
・対応:
 各メーカーの3DテレビやPC用モニター、また劇場での3D作品視聴にも使用可能。
・本体カラー:12色
・サイズ:大人用と子供用を用意。
・価格:
 「125~150ドル程度になるのでは」(XpanD社チーフストラテジーオフィサーのAmi Dror氏)
・発売時期:
 ZDnetやCNETでは、米国での発売時期を2010年6月と報じている。

となっています。

また1つ目の記事では、XpanDのCEOのMaria Costeira氏の、

・「現状一番の問題は、3Dテレビのメーカーが異なると、使える3Dメガネも異なってしまう点」
・「X103」を用いることで、様々な状況(劇場、友人宅、出先など)で、自分の3Dメガネにより、立体映像を楽しむことができる。

とのコメント内容が紹介されています。


3Dメガネの価格の高さを考えると、1つを持っていれば複数のメディアに対応できる製品というのは、非常に魅力があると感じます。
(もっとも、まずはそこまで3D映像が一般的な存在になるのかどうか、という点が重要ですが)


※参考
・XpanD - Home
 http://www.xpandcinema.com/
・XpanD - XpanD’s New X103 -- The Universal Active 3D Glasses Revolution
 http://www.xpandcinema.com/news/43/

2010年3月14日日曜日

シャープの3Dテレビ発売は、2010年夏以降に

シャープの3Dテレビの発売時期が、2010年夏以降となることが、3月12日に判明したとのこと。

asahi.com(朝日新聞社):シャープ3Dテレビ「発売は夏以降」 片山社長 - デジタル機器 - デジタル

上記リンク先記事によると、これはシャープの片山幹雄社長が、朝日新聞の取材で語ったもの。

具体的には同氏は、

・「ワールドカップでテレビの需要が急増したことはこれまでない」

と語り、ライバルメーカーと異なり、3Dテレビの発売時期について、サッカーW杯の開幕前には拘らない考えを示したとのことです。


他社では既に米国で発売開始しているところもありますが、シャープは後発メーカーとしてどのような差別化を実現してくるのか、気になるところです。

「ソニーマーケティング」が名古屋市に「ソニーストア名古屋」を開設、3Dテレビも展示

「ソニーマーケティング」が3月13日、名古屋市中区に直営店「ソニーストア名古屋」をオープンしたとのこと。

3Dテレビを体感 ソニーストア名古屋、13日開店(NIKKEI NET(日経ネット):地域経済ニュース)

上記リンク先記事によると、この店舗の詳細は、

・店舗の構成:
 商業ビルの1階・2階に入居するもので、各階の内容は下記の通り。
 ・1階:
  ノートパソコン、デジタルカメラ、携帯電話などを、実際に利用可能。
 ・2階:
  液晶テレビや3Dテレビ等の、家具との組み合わせ設置における提案などを行う。
・展示品:全600点
 3Dテレビ、携帯音楽プレーヤー等の新商品などが中心。
・提供サービス:
 ・多機能製品の使い方の説明
 ・修理の受け付け
 ・商品販売後の、利用者への継続的な支援サービス
 等。
 専門スタッフ(計40人)が、製品の使い方やカスタマイズ方法などの助言を行う。

となっています。

また記事では、ソニーマーケティングの栗田伸樹社長の、

・「東京、大阪に続き3大マーケットのブランド発信拠点の設置が完了する。
  ソニーしかできない新たな顧客体験を提供したい」

とのコメントが紹介されています。


ソニーの3Dテレビがどのようなものなのかを、実際に確認できる場所が確保されているのは、消費者にとっても価値のあることだと感じます。


※参考
・ソニーストア 名古屋 │ ストア/ショールーム - Sony Style
 http://www.jp.sonystyle.com/Store/Nagoya/

2010年3月11日木曜日

LG電子は2010年の3Dテレビ販売目標を、100万台以上と設定

下記リンク先記事では、韓国「LG電子」の3Dテレビ事業での見通し・計画が紹介されています。

LG、3Dテレビの販売100万台目標 10年(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・2010年の販売目標:100万台以上(※薄型テレビ全体の販売計画台数は、2,900万台)
・発売予定:
 ・2010年3月中:韓国
 ・同年4月以降:欧米を中心とする世界市場
 との時期・地域で、47型・55型の3Dテレビを発売する予定。
・事業の位置付け:
 3Dテレビは、テレビ販売全体に占める割合は大きくないものの、販売価格が高いことから、LED搭載型液晶テレビとともに、収益源に育てていく意向。

となっています。


大手電機メーカーが、3Dテレビ市場に対して大きな期待をかけていることが、改めて感じられます。


※参考
・LG Electronics Japan
 http://www.lge.com/jp/index.jsp


※当ブログの関連記事:
2010年CESでの、3Dテレビ等の出展状況を紹介している「AV Watch」の記事(2010年1月12日)

パナソニックが、米国で3Dテレビ「ビエラ」の販売を開始

パナソニックが3月10日、米国で「ビエラ」の3Dテレビの販売を開始したとのこと。

パナソニック 米国で3Dテレビ発売開始 | 日テレNEWS24
パナソニックが米で3Dテレビ 商戦本格化 - 47NEWS(よんななニュース)
時事ドットコム:パナソニック、米で3Dテレビ発売
パナソニックが米で3Dテレビ発売:ニュースモーニングサテライト:テレビ東京

上記リンク先記事によると、パナソニックは発売開始日に、提携する米家電量販店「ベスト・バイ」のニューヨーク市内の店舗で発売イベントを開催したとのこと。

また記事では、米販売子会社の社長による、

・「画質の高さには絶対の自信を持っている。
  3Dの楽しさを米国でアピールしていきたい」
・「われわれは量販店に来てもらって、お客に3Dテレビを買いたいと思ってもらえると強く確信している」
・「競合メーカーはあるが、みなで切磋琢磨し、一番AV機器市場が進んでいるアメリカで3Dを盛り上げていければ」

とのコメントが紹介されています。


パナソニックと「ベスト・バイ」の提携は先日報じられていたばかりなので、今回早くも発売を開始したことに、かなり驚きました。

いち早い市販開始により、早期のシェア獲得を狙う、ということでしょうか。


※参考
・プラズマテレビ/液晶テレビ 「VIERA(ビエラ)」 | Panasonic
 http://panasonic.jp/viera/


※当ブログの関連記事:
パナソニックが3D対応テレビ拡販のため米「ベスト・バイ」と提携、価格も約50%引き下げ(2010年3月9日)

サムスン電子が、米国で発売する3Dテレビの情報を発表

Samsung Electronics(サムスン電子)」が3月10日、米国で発売する3Dテレビの情報を発表したとのこと。

Samsung、米で3Dテレビ多数投入 1700ドルから - ITmedia News
米Samsung、約1,800ドルからの3D対応プラズマ/液晶テレビを発売 - Phile-web

上記リンク先記事によると、詳細は、

・サイズ:46~65型
・価格:
 ・LED液晶テレビ:2,000~7,000ドル
 ・プラズマテレビ:1,800~3,800ドル
 ・液晶テレビ:46型が1,700ドル
・機能:
 全機種とも、2Dコンテンツをリアルタイムで3D映像に変換する「3Dプロセッサ」を内蔵。
・キャンペーン:
 3Dテレビの普及促進を目的に、期間限定で、同社の3Dテレビと、
 ・3D対応のBlu-rayプレーヤー「BD-C6900」
 ・3D対応のホームシアター「HT-C6930W」
 のいずれかを同時に購入した顧客に対し、
 ・「3Dスターターキット」:
  (・3Dメガネ2個
   ・DreamWorksの映画「モンスターVSエイリアン」の3D Blu-ray版
   を含む)
 をプレゼントする。
 (※「3Dスターターキット」は、350ドルで別途購入可能)

等となっています。


プラズマに液晶、LED液晶と、正直かなりややこしいと感じるので、メーカー側の分かりやすい商品アピールを期待したいものです。


※当ブログの関連記事:
サムスン電子が、韓国内で、3D対応液晶テレビ「3D LED TV 7000/8000シリーズ」を発売 (2010年2月27日)


※参考
・日本サムスン
 http://www.samsung.com/jp/

2010年3月9日火曜日

ソニーが「BRAVIA」の3D対応モデルを、2010年6月から順次発売予定

ソニーが3月9日、液晶テレビ「BRAVIA」の3D映像対応モデル(3シリーズ8機種)の発売予定を発表したとのこと。

ソニー、3Dテレビを6月10日に国内で発売 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters
ソニー、3D「BRAVIA」6月発売 22万円から - ITmedia News
ソニー、3Dテレビを6月から発売  - MSN産経ニュース
3Dテレビは6月発売! ソニーが液晶テレビ「BRAVIAシリーズ」最新モデルを発表 - デジタル - 日経トレンディネット

上記リンク先記事によると、具体的な予定の内容は、

・機種:
 「HX900」「LX900」「HX800」の3シリーズ・8機種で、画面サイズは40~60型の計4タイプ。
 ※高級価格帯の「LX900シリーズ」は、専用メガネ2個同梱で、3Dテレビとして発売される。
  その他2シリーズ(「HX900」「HX800」)では、3D映像を視聴するためには、別売りの3D信号送信機(3Dシンクロトランスミッター)の接続が必要となる。
・3D方式:フレームシーケンシャル表示方式
・その他の機能:
 簡単なリモコン操作で、2D映像を3D映像に変換する機能を搭載。
 (ソニーの独自技術で映像のフォーカスを検出して、擬似的に3D化を行う)
・発売予定日:
 ・2010年6月10日:46型と40型
 ・同年7月16日:60型と50型
・想定市場価格:
 ・テレビ本体(※一部機種):
  ・40V型「KDL-40HX800」(3Dメガネ別売り):22万円前後
  ・46V型「KDL-46LX900」:35万円前後
  ・52V型「KDL-52LX900」:43万円前後
  ・60V型「KDL-60LX900」(3Dメガネ2個同梱):58万円前後
 ・3Dメガネ:1万2,000円
 ・3Dシンクロトランスミッター:約5,000円

等となっています。

また3つ目の記事では、ソニーの石田佳久SVPの、

・「夏からブルーレイ・ディスクにも対応し、3Dゲームも順次発表する」

とのコメントが紹介されています。


高級シリーズのみを購入時からの3D対応としているのは、やはり3Dテレビに対する一般の理解促進と普及には時間がかかるとみている、ということでしょうか。


※参考
・臨場感あふれる3D対応やモノリシックデザインなど液晶テレビ〈ブラビア〉新シリーズ | プレスリリース | ソニー
 http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/201003/10-0309/

パナソニックが3D対応テレビ拡販のため米「ベスト・バイ」と提携、価格も約50%引き下げ

パナソニックが、3D対応テレビの販売拡大のため、米国の大手家電量販店「ベスト・バイ」と提携することが、3月7日に判明したとのこと。

パナソニック、3Dテレビで提携 拡販へ、米家電量販店と - 47NEWS(よんななニュース)
国内 / 企業ニュース / パナソニック、3Dテレビ販売で米ベスト・バイと提携 / The Wall Street Journal, Japan Online Edition - WSJ.com

上記リンク先記事によると、この提携による事業展開の内容は、

・パナソニックが、人気映画の名場面を集めた3Dソフトを制作。
 これを、ベスト・バイの店舗に設置される専用展示コーナーで視聴可能にする。

・ベスト・バイ店舗の展示コーナーは、
 ・2010年春:米主要都市(ニューヨーク等)の約300店
 ・同年内:約1,000店
 と設置を進める。

となっています。

またパナソニックは、米国での3Dテレビの販売価格を、約50%近く引き下げることも表明。

具体的には、50インチモデルを約2,500ドル(約22万6,000円)とするとのことです。
(類似商品は、日本では約43万円(約4,800ドル)で販売予定)


約半分まで値下げというのは相当に思い切った措置ですが、パナソニックとしては、米国では一気に価格を引き下げることで、高シェア獲得を目指す、ということでしょうか。


※当ブログの関連記事:
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定(2010年2月11日木曜日)

手術の3D映像の遠隔地中継が成功、医療分野での3D映像活用が期待される

手術3D映像を、インターネット回線によりリアルタイムで遠隔地に中継するシステムの初実験が2010年1月に行われ、成功したとのこと。

中日新聞:手術を3D映像でネット生中継 実用化実験に成功:社会(CHUNICHI Web)

上記リンク先記事によると、この取り組みの詳細は、

・実施主体:
 ・「超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム」
 ・情報通信研究機構

・目的:
 3D映像により、奥行きのある患部(術野)の様子を再現し、適時の判断が要求される手術の様子を、遠隔地にいる医師らに体感してもらう。
 (開発途上国で働く医師らに、最先端技術を伝える手段として注目されている)

・実験内容:
 2010年1月に開催された心臓外科医の研究会「CCT2010」(神戸国際展示場)において、患者の了承を得て、神奈川県の「大和成和病院」で行われた心臓手術を、3Dカメラ2台で撮影した。
 この映像を、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)の回線を使用して、「CCT2010」の会場の3Dテレビで再生。
 研究会の参加者は、専用メガネをかけて、鮮明で迫力ある手術画像を視聴することができた。

等となっています。

また記事では、この技術について、

・「従来にない情報伝達力を持つ3D映像は手術シミュレーションなど医療現場で多くの活用法がある。
  高度な技術を宝の持ち腐れにせずに生かすべきだ」
 (今回の実験に協力した大和成和病院の南淵明宏院長(心臓外科医))
 
・「汎用性を持たせるには、通信環境や撮影機材などのハード面の整備が必要。
  どんな手術で活用するかといったソフト面の検討も重要だ」
 (情報通信研究機構)

とのコメントが紹介されています。


3D映像と聞くと、個人的にはこれまで、殆ど娯楽向けのみのイメージしか持っていませんでしたが、医療の発展のために活用が可能であるなら、非常に価値がある技術だと考えます。


※参考
・超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)
 http://www.scat.or.jp/urcf/
・WINDS衛星を使った心臓外科手術3Dハイビジョンライブ実証実験に成功|NICT 独立行政法人 情報通信研究機構
 http://www2.nict.go.jp/pub/whatsnew/press/h21/100202/100202.html
・NICT 独立行政法人 情報通信研究機構
 http://www.nict.go.jp/

2010年2月27日土曜日

サムスン電子が、韓国内で、3D対応液晶テレビ「3D LED TV 7000/8000シリーズ」を発売

韓国の「Samsung(サムスン電子)」が2月25日、同国内で3D対応液晶テレビ3D LED TV 7000/8000シリーズ」を発売したとのこと。

Samsung、46/55型の3D液晶テレビを韓国で発売 -AV Watch
3Dテレビでサムスン先手 韓国で発売、米欧にも3月投入(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、この製品の詳細は、

・特徴:
 LEDバックライトを採用した液晶テレビ。
・3Dへの対応:
 全機種ともフルHDの3Dパネルを採用。
 また、専用の映像エンジンやバックライト、2D映像の3Dリアルタイム変換機能を採用している。
 3Dメガネは「フレームシーケンシャル方式」で、クロストークの軽減や軽量化などを図っている。
・テレビ部の厚み:
 ・8000シリーズ:23.9mm
 ・7000シリーズ:26.5mm
・その他の機能:
 DLNAなどのネットワーク機能を搭載。
・価格:
 ・7000シリーズ:
  ・46型:約420万ウォン
  ・55型:約580万ウォン
 ・8000シリーズ:
  ・46型:約450万ウォン
  ・55型:約610万ウォン
・販売体制:
 2010年3月には、世界市場(米国・欧州など)でも発売する予定。

等となっています。

またサムスン電子では更に、2010年上半期に上位モデル9000シリーズ(厚さ10mm以下)も発売する予定とのことです。


韓国内のみとはいえ、早くも3Dテレビが市販開始されたことに、かなり驚きました。

いち早い市場投入製品として、果たしてどのような評価を受けることになるのか、非常に気になるところです。

2010年2月25日木曜日

パナソニックが、3Dテレビの国内市場規模見通しを上方修正

下記リンク先記事では、パナソニックの西口史郎氏(デジタルAVCマーケティング本部の本部長)に対して「AV Watch」が行った、3Dテレビ事業展開に関するインタビュー内容が掲載されています。

パナソニック、3Dテレビの出荷計画を発売前に上方修正 -AV Watch

具体的には、

2月9日の製品発表時には、
 ・37型以上の大型テレビ市場で、3Dテレビが占める割合は約10
 との観点から、3Dテレビの国内市場規模を50万台と予測した。
 しかし、その後の量販店・専門店からの引き合い状況から、市場は予想を上回る規模で推移すると判断した。
 (主要量販店の中には、
  ・全店舗で、3Dテレビと3D対応ブルーレイDIGAを展示したい
  との要望を出したところもある)
 その他、
 ・パナソニックの今後の製品ラインアップの強化
 ・他メーカー各社からの3Dテレビの発売
 といった状況も考慮し、現在は下記のような見通しを立てている。
 ・2011年1-3月2010年度第4四半期)には、大型テレビの3割以上を3Dテレビが占める可能性がある。
 ・2010年度は、100万台の市場規模を視野に入れる。
  (※パナソニックのシェア獲得目標は、従来と同じ50%以上)

・パナソニックでは、3Dテレビのラインナップについて、既に発表済みの「VIERA VT2シリーズ」の50型・54型に続いて、
 ・58
 ・65
 ・40型台(プラズマディスプレイパネルを採用)
 を発売する予定。
 また、2011年春に発売予定のテレビについて、50型以上の製品を全て3Dテレビにすることも検討している。

2010年4月23日の3Dテレビ発売に合わせ、パナソニックでは「一夜城作戦」(短期間に全国の量販店・専門店に商品を展示する)を展開する予定。
 この作戦の対象店舗は、全国の
 ・主要量販店
 ・パナソニック専門店(スーパー・パナソニック・ショップ(SPS)が中心)
 (※展示を行う店舗の具体的な数などは未公表だが、全国の店舗数自体は
   ・主要量販店:約3,000店舗
   ・SPS:約6,000店舗
   とされている。)

等の内容が記述されています。


パナソニックでは3Dテレビについて、相当な手ごたえを感じているようですが、果たしてメーカーの思惑通り、3Dテレビは消費者に強烈なインパクトを与え、需要を喚起できるのか、今後の展開が非常に気になるところです。

とりあえず個人的にも、確かに3Dテレビの場合は、その機能・特徴(3D映像を再生する)から、店頭で実際にデモンストレーションを行うことが、商品アピールとして非常に有効かもしれない・・・と感じます。


※当ブログの関連記事:
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定(2010年2月11日)

2010年2月23日火曜日

NHKが「裸眼3Dテレビ」を開発中、実用化は数十年後の見通し

下記リンク先記事では、3Dコンテンツ放送の現状が紹介されています。

3D放送の現在:衛星放送けん引、ノウハウ開発途上--NHKは裸眼方式 - 毎日jp(毎日新聞)

この記事の中で、NHKが開発中の「裸眼3Dテレビ」について、

・方式:
 「スーパーハイビジョン」(2025年に放送開始予定)の技術を応用。
 撮影用カメラの前に、多数の微小なレンズで構成される板を置き、対象物を様々な角度から撮影する。
 映像の上映時にも、ディスプレーの前にレンズ板を設置する。
・特徴:
 ・3Dメガネが不要。
 ・視聴者の見る位置に応じた立体映像が見られる。
・「眼鏡を用いる3D放送には限界がある」(NHK)
・「裸眼3Dはその(※スーパーハイビジョンの)次の世代の構想。実用化は数十年後になるだろう」(NHK放送技術研究所)

等の内容が記述されています。


実用化の見通しが数十年後というのは、非常に先の話だと感じますが、それまでに3D放送が一般に広く普及するかどうかが、まず気になるところです。

2010年2月18日木曜日

「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」のDVDは、既存のテレビとプレーヤーで楽しめる「トリオスコピクス方式」を採用

日本映画「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」のDVDが、特別なテレビやプレイヤー用いずに3D映像を楽しめる映像処理技術「トリオスコピクス方式」を、日本で初めて採用したとのこと。

自宅のテレビで3D鑑賞の時代到来!日本映画初の試みで『戦慄迷宮 3D』が飛び出す!! - シネマトゥデイ
3D映画がDVDになって登場「戦慄迷宮3D」--現行テレビで視聴が可能:ニュース - CNET Japan
あなたのテレビが3Dシアターに!?『戦慄迷宮3D』が日本映画初の技術を採用した3D-DVDで発売 シネマトリビューン CINEMA TRIBUNE

上記リンク先記事によると、「トリオスコピクス方式」は、

・現在ハリウッドで主流となっている、最新の3D映像処理技術。
・表示方式:
 従来のアナグリフ方式(赤と青のメガネで観る)と異なり、左眼と右眼のイメージを、カラーエンコードされた1つのイメージに組み合わせている。
 これを、米トリオスコピクス社製の専用メガネにより観る。
・特徴:
 ・色彩・質感の表現に優れる。
 ・3D映像がぶれない。
 ・既存のDVDプレーヤーやテレビでの視聴が可能。

というもの。

また、「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」の3D版DVDの詳細は、

・商品名:「戦慄迷宮 3Dプレミアム・エディション【初回限定生産】」
・内容:
 ディスクは、3D版・2D版の2枚セットで、収録内容は、
 ・Disc1:2D本編と特典映像
 ・Disc2:3D本編
 またパッケージには、専用の3Dメガネ2個が同梱される。
・発売日:2010年3月3日
・価格:4,935
・販売:アスミック・エース エンタテインメント
・発売:角川映画
※2D版のみの「戦慄迷宮 スタンダード・エディション」も、3,990円で同時発売する。

となっています。



(ぐるぐる王国 楽天市場店)
既存の機器で3D映像が視聴可能というのは、非常に魅力が大きいと感じます。

家電メーカーが3Dテレビで採用する各種方式と比較して、「トリオスコピクス方式」にはどのような利点・欠点があるのか、より詳細が気になるところです。

「戦慄迷宮 3D プレミアム エディション」の、楽天市場での検索結果

2010年2月11日木曜日

「J:COM オンデマンド」が2010年4月から、HD画質の3Dコンテンツ配信を開始予定

ジュピターテレコム(J:COM)が2月10日

・ビデオオンデマンドサービス「J:COM オンデマンド」で、2010年4月に、HD画質の3Dコンテンツ配信を開始する

ことを発表したとのこと。

J:COM、VODで3D映像配信 4月から - ITmedia News
asahi.com(朝日新聞社):J:COM、ハイビジョン画質の3Dコンテンツ配信サービス、4月開始 - e-ビジネス情報(提供:BCN) - デジタル

上記リンク先記事によると、今回のサービスの詳細は、

・視聴方法:
 ・3D対応テレビ
 ・専用3Dメガネ
 が用意してあれば、既存のSTB(セットトップボックス)で、3D映像を視聴できる。

・対応機器:
 先行発売されるパナソニックの3Dテレビに対応する。
 その後、
 ・ソニー
 ・東芝
 等の国内大手メーカーの3Dテレビにも、順次対応していく計画。

・配信コンテンツ:
 ・映画
 ・スポーツ
 ・紀行番組
 等の3D映像コンテンツを、国内外から調達する予定。
 (※価格や番組ラインナップの詳細などは未定)

・キャンペーン:
 3D番組配信開始に合わせて、「J:COMショップ」に「3Dコンテンツ体感コーナー」を開設する。
 この体験コーナーでは、最新の3Dテレビ(パナソニック製など)を設置し、来客が3D映像を体験できる。

・その他:
 3Dコンテンツの調達やプロモーションを、パナソニックと積極的に協力して進める予定。

となっています。


ひとまずは、国内メーカーで最も早く3Dテレビの発売を発表したパナソニックと協力していく、ということでしょうか。


※参考
・ケーブルテレビ(CATV ) J:COM|ケーブルテレビで地デジ、BS、CSから超高速インターネットまでお任せ!
 http://www.jcom.co.jp/


※当ブログの関連記事:
ジュピターテレコムがCATVサービス「J:COM TVデジタル」のVODサービスで、2010年春から3D映像コンテンツを配信予定(2010年1月29日)
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定(2010年2月11日)

パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定

パナソニック2月9日

・世界初となる、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズの2機種を、2010年4月23日に発売する

ことを発表したとのこと。

パナソニック、3D 対応プラズマテレビ“3D VIERA”VT2 シリーズを発表 - japan.internet.com Webテクノロジー
パナソニック、3Dテレビを4月発売 : J-CASTニュース
【レポート】10年代は3D産業革命の時代 - 3Dテレビ市場でシェア5割を目指すパナソニック | 経営 | マイコミジャーナル
パナソニックが3Dテレビを発売、PDPの性能を限界まで引き出す | EE Times Japan
パナソニック、3D対応のワイヤレスシアターとラックシアターを発表 | 家電 | マイコミジャーナル

上記リンク先記事によると、今回の製品の詳細は、

・種類:
 ・「TH-P54VT2」(54V型)
 ・「TH-P50VT2」(50V型)
 の2種類。

・表示部:
 超高効率プラズマディスプレイパネル採用の、3D映像対応「フル・ブラックパネル」。

・3D表示:
 フレームシーケンシャル方式(右眼・左眼用の各映像を、交互に高速表示する方式)の3D映像の、2重像(残像による左右映像の重なり)を低減して、クリアな3D映像を視聴可能にする。
 視聴は、アクティブシャッター方式の「3Dグラス」(製品に1台同梱)を利用する。
 (※3Dメガネのオプション販売価格は、1万円前後)

・動画解像度:1,080本(世界最高)

・年間消費電力量:
 50V型では、同社従来品(2D表示)から約13%削減。

・その他の機能:
 ・「ハリウッドカラーリマスター」機能:ブルーレイ(色域が圧縮されてしまう)のソフト等からも、映画オリジナルの発色を再現する。
 ・人間の視覚特性を活用して、視聴環境に適応した高画質に自動調整する機能
 など。

・想定店頭価格:
 ・「TH-P54VT2」(54V型):53万円前後
 ・「TH-P50VT2」(50V型):43万円前後
 (※従来の2Dテレビより、約7万円高い)

等となっています。

パナソニックでは、3Dテレビの市場規模について、

・日本国内:
 ・2010年:50万台規模
 ・2012年度:200~300万
・世界:
 ・2010年:約200万

と予測しており、いち早い製品投入により、国内・世界双方でシェア5割の獲得を目指すとのこと。

また同社は、今回の3Dテレビ発売に合わせ、同じく3D対応製品の

・ブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイDIGA」
・ワイヤレスシアター「SC-ZT2」
・ラックシアター「SC-HTX700」「SC=HTX500」

も発売する予定とのことです。


価格の高さ等が懸念されていた3Dメガネについては、まずは1個が同梱されるかたちに落ち着いた、ということでしょうか。

とりあえず個人的には、消費電力が従来機種より1割以上少なくなっている点に、大きな魅力を感じます。


※参考
・地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ 3D VIERA VT2シリーズ 2機種を発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100209-3/jn100209-3.html


※当ブログの関連記事:
2010年CESでの、3Dテレビ等の出展状況を紹介している「AV Watch」の記事(2010年1月12日)
3Dテレビ用のメガネは、1個2万円程度?(2010年1月18日)

2010年2月3日水曜日

英国「スカイ・スポーツ」が、国内のパブ9箇所でサッカープレミアリーグの試合を3D放送、スポーツ中継での3D放送は世界初

英国の衛星放送「スカイ・スポーツ」が1月31日、サッカー「イングランド・プレミアリーグ」の「アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド」の試合を、3D映像で放映したとのこと。

英衛星テレビ、プレミアリーグの試合を3Dで生中継 | エンタテインメント | Reuters
東京新聞:サッカー3D初中継 メガネとビールで全員集合:スポーツ(TOKYO Web)
2/1 サッカーのテレビ中継にも3D時代が到来?(Internet Journey)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・視聴環境:
 英国とアイルランド内9カ所のパブ(3D対応テレビを設置している)限定で、放送が行われた。
 ロンドン市内のパブでは、サポーター達が3Dメガネをかけて、ビールを片手に試合を視聴した。

・英国メディアによると、スポーツの生中継での3D放送は、今回が世界初の試みとのこと。

・今後の展開:
 スカイ・スポーツでは3D放送の視聴機会を、2010年4月には英国内の数百ヶ所のパブに拡大。
 また、同月から3D専門チャンネルを放送開始。
 一般家庭でも、3D対応テレビがあれば視聴できるようにする。

となっています。

また記事では、

・「球技場の下手な席で見るより臨場感がある」
・「全景は普通のテレビと変わらない」
 (3D中継を観戦した人々)

・「我々にとって歴史的な日だ。
  今後の方向性が示された。
  観客は、競技場の最前列を行き来しながら観戦しているようなもの」
 (スカイ・スポーツのダレン・ロング事業本部長)

とのコメントが紹介されています。


人が多く集まって、スポーツ中継などをテレビ観戦して盛り上がるような場所では、3D放送・テレビは大きな価値を発揮するのかもしれない、と思いました。

2010年1月29日金曜日

ジュピターテレコムがCATVサービス「J:COM TVデジタル」のVODサービスで、2010年春から3D映像コンテンツを配信予定

ジュピターテレコム1月28日、同社のCATVサービス「J:COM TVデジタル」で展開しているVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、2010年春に3D映像コンテンツの配信を開始することを発表したとのこと。

J:COM、今春に3D VODサービスを開始。2009年は過去最高益 -AV Watch
時事ドットコム:JCOMも3Dテレビ=今春からVOD方式で

上記リンク先記事によると、3Dコンテンツ配信の詳細は、

・「J:COM TVデジタル」のVODプラットフォームを活用する。
・対応方式:
 大手電機メーカーが発売予定の3Dテレビ標準仕様に対応。
 専用メガネにより、3D映像を見ることができる。
・コンテンツ:
 J:COMの参加チャンネルを中心として、
 ・映画
 ・娯楽番組
 ・スポーツ
 等のジャンルの番組を、国内外から調達する予定。
・放送予定・料金:今後決定する。

となっています。


「スカパーJSAT」が3D番組の夏からの放送開始を表明した翌日の発表、というのは、競う意味合いもある、ということでしょうか。

もっとも最大の問題はコンテンツ内容、ということになると思われるので、今後の情報の発表に注目したいです。


※参考
・ケーブルテレビ(CATV ) J:COM|ケーブルテレビで地デジ、BS、CSから超高速インターネットまでお任せ!
 http://www.jcom.co.jp/

※当ブログの関連記事:
「スカパーJSAT」が2010年夏、「スカパー!HD」で3D番組を放送開始予定(2010年1月28日)
「J:COM」と「スカパーJSAT」が、3D映像配信事業を「検討中」 (2010年1月20日)

2010年1月28日木曜日

サムスン電子が、3Dテレビ用パネル6種類を量産開始

韓国の「三星(サムスン)電子」が、3D映像用の

・LEDテレビ
・液晶テレビ

用の、高画質240Hzパネルを量産開始したとのこと。

中央日報 - 【写真】三星電子、立体テレビ用液晶パネルを業界初量産

上記リンク先記事によると、今回の量産品は、サムスンの独自技術を採用した「3Dアクティブグラス方式」のパネル6種類で、最大は55インチパネルとのことです。


3Dテレビは今年春にも市販開始される予定と聞いていますが、製品の供給体制構築は現在確実に進められている、ということでしょうか。

「スカパーJSAT」が2010年夏、「スカパー!HD」で3D番組を放送開始予定

スカパーJSAT」が1月27日

2010年夏に、ハイビジョン放送「スカパー!HD」で3D番組の放送を開始する

ことを発表したとのこと。

スカパーJSATが今夏に3D放送を開始、当初は1カ月に2~3番組を提供 - ニュース:ITpro
スカパー! HDで2010年夏に3D放送を開始 -AV Watch
スカパー!HDで3D放送がスタート--2010年夏から専門チャンネルで:ニュース - CNET Japan
スカパー! HDの3D対応はライブイベントを重視 -AV Watch
「専門チャンネル」「サイドバイサイド方式」・・・、スカパーJSATが3D放送について会見:ITpro
スカパー!が3D放送について会見 - 既存STBで視聴可能、サイド・バイ・サイド方式で配信 - Phile-web
スカパー!HD」で今夏3D放送を開始:デジタル家電総合情報サイト:Digital Freak 2010/01/27

上記リンク先記事によると、詳細は、

・目的:「スカパー!HD」の魅力と付加価値の向上

・事業の取り組み:
 「スカパーJSAT」では、2009年から3D放送コンテンツの試験収録・検証を開始している。
 今後は、放送開始予定の夏に向け、検証作業を加速する。

・放送予定:
 放送開始当初は、1カ月に2~3番組を提供。
 その後、放送事業者各社と連携し、コンテンツを順次拡大する。

・3D方式:サイドバイサイド
 (左右目用の映像を横に並べる表示形式。
  ハイビジョンサイズの画面を左右2つに分割して、3Dテレビが各画面を伸長して再生する。)

・コンテンツの提供形態:無料と有料の両方を検討中。

等となっています。

また記事では、

・(試験収録では)「3Dの迫力や楽しさが伝わるコンテンツの選定や撮影方法など、『ありのままの臨場感』を表現するための検証を進めている」
・「家電メーカー各社との協力関係を構築し、3D放送という新しい映像ライフの創出に努める」
・「スカパー!ならではの多彩なコンテンツを3Dで放送することにより、国内における3D放送のリーディングカンパニーとして牽引していく」
 (スカパーJSAT

・「映画における3Dコンテンツの増加、大手家電メーカーによる家庭用3Dテレビの発表など、2010年は家庭用3D機器の元年になると思っている。
  映画の3D化を見てもわかるように、3Dは視聴者がお金を払ってでもみたいと思わせられるコンテンツ。
  これはペイテレビにとって重要な事実として受け止め、3D放送のリーディングカンパニーとして取り組んでいきたい」
・「サッカーやコンサートなどのライブイベントを3D放送として提供していきたい」
 (「スカパーJSAT」取締役・執行役員副社長の仁藤雅夫氏)

等のコメントが紹介されています。


約1週間前のニュース記事では、「J:COM」と「スカパーJSAT」が3D映像配信事業を検討中 、と報じられていましたが、意外と早い正式発表となったようです。

今回の各ニュース記事を読むと、3D番組にはそれに適したコンテンツ(スポーツ等)がある、と考えられていることが伺え、なかなか興味深いです。

スカパー!HD」が、実際にどこまで3D番組を充実させていくのか、今後の事業動向が気になるところです。


※参考
スカパーJSAT株式会社
 http://www.sptvjsat.com/
スカパー!HD
 http://www.skyperfectv.co.jp/

※当ブログの関連記事:
「J:COM」と「スカパーJSAT」が、3D映像配信事業を「検討中」 (2010年1月20日)

2010年1月27日水曜日

3Dテレビを巡る様々な事柄を解説している、ウェブサイト「シゴトの計画」の5つの記事

ウェブサイト「シゴトの計画」内の「5つの視点から見るニュースコラム」で、3D映像・テレビがテーマとして取り上げられていました。(下記5つのリンク先記事)

続々参入!3Dテレビにまつわるプレイヤー事情 |シゴトの計画
「3D化」でコンテンツ業界や放送局はどうなるの? |シゴトの計画
あらかじめ知っておきたい!「3D酔い」の原因と対策 |シゴトの計画
ワールドカップを立体観戦!?海外3Dテレビ事情 |シゴトの計画
150年超の歴史!3D映像はマニアの骨董趣味か? |シゴトの計画

これらのページでは、3Dテレビの表示方式や国内・海外のコンテンツ事情、まだ3D映像の意外な歴史など、3D映像に関する様々な事柄が簡潔にまとめられています。


個人的にはこの中で、

・3Dテレビ用の眼鏡では現在、
 ・プロジェクターのレンズ前で偏光板を回転させて、その映像を偏光メガネで見る方式
 ・RGB(光の3原色)のスペクトルを右目・左目に分割し、各々を交互に表示させて専用メガネで見る方式
 の2タイプが代表的である。
 (※1つめのリンク先記事)

・「3D酔い」は、立体映像コンテンツを視聴したり、ゲームをプレイしているときに、気分が悪くなる現象。
 具体的には、下記のような状態がある。
 ・眼精疲労や乗り物酔いに似た不快感などが起こる。
 ・最初は映像が立体的に見えていても、次第に
  ・像が2重に見えてくる
  ・目が極端に疲れる
  ・頭が痛くなる
  といった状態が起こる。
 人間の左右の目は約6cm離れており、それぞれの目に入る映像は異なっている。
 この違いは、
 ・物体までの距離が近い:大きくなる
 ・遠い:小さくなる
 というもので、この情報を脳が処理して、1つに合成することにより、立体として知覚することができる。
 3Dテレビでは、この両目の視差を利用して、左右の目に視点の異なる映像を意図的に見せ、映像に奥行きを感じさせる。
 しかし、本来は近くにあるものと遠くにあるものでは、目のピントが合う位置が異なるが、3D映像を見る場合の目のピントは、テレビ画面に固定されるため、矛盾が生じることになる。
 これが「3D酔い」(正確には「調整輻輳矛盾」)と呼ばれる現象の原因の1つと考えられている。
 (※3つめのリンク先記事)

・現在「3D酔い」の対策として、業界団体「3Dコンソーシアム」が「人にやさしい3D普及のための3DC安全ガイドライン」を定めている。
 具体的には、
 ・技術面(3D映像の入出力機器など):
  可能な限り違和感が少ない3D映像を実現するため、様々な工夫が行われている。
 ・視聴者側の対策:
  ・長時間見すぎない
  ・疲れているときは見ない
  ・気分が悪くなったらすぐ視聴を止める
  等、視聴者側の安全対策を示している。
 等が示されている。
 (※3つめのリンク先記事)

との内容が、特に興味深く感じました。

現在の3D映像(映画やテレビ)をまだ体験していない私としては、果たして「3D酔い」が起こるのか、それとも何事もなく見ることができるのか、かなり気になるところです。

2010年1月23日土曜日

三菱電機は、日本での3D対応薄型テレビの発売を検討中

三菱電機の下村節宏社長が1月22日、大阪市内で行った会見の中で、3D映像対応の薄型テレビを、日本国内でも発売する考えを示したとのこと。

三菱電機:3D対応テレビ国内発売へ - 毎日jp(毎日新聞)

上記リンク先記事によると、下村社長は会見で、日本国内での販売について、

・3D映像作品の販売状況を見つつ、発売時期を見計らっている。

と語ったとのことです。

三菱電機2007年夏から、北米で3Dテレビを販売しており、具体的には

・大型リアプロジェクションテレビ(4機種)

等に3D対応機能を搭載。

一方日本での販売製品については、狭い家屋に対応するために、薄型液晶テレビ「リアル」等への3D機能搭載を検討しているそうです。


3Dテレビについては、個人的にはハード(テレビ本体や専用メガネ)ばかりが注目されている印象を受けていますが、確かに肝心のコンテンツ供給が貧弱であれば、到底普及はありえないと考えます。

現時点で、私が知る日本国内での3Dコンテンツ供給に関する動向は、「J:COM」と「スカパーJSAT」が番組配信を検討中ということのみですが、今後どこまで充実が図られるのかが、非常に気になるところです。

※参考
三菱電機 Mitsubishi Electric
 http://www.mitsubishielectric.co.jp/

2010年1月20日水曜日

「J:COM」と「スカパーJSAT」が、3D映像配信事業を「検討中」

・ジュピターテレコム(J:COM
スカパーJSAT

2社が3D映像配信事業を開始する、と報じられたことについて、両社とも「検討段階」と応えているとのこと。

JCOM、3D映像を配信 4月から、対応TV普及に弾み デジタル家電&エンタメ-最新ニュース:IT-PLUS
J:COM、3D映像配信開始との報道に「まだ検討段階」と回答 - 今月末に正式発表か - Phile-web

上記2つめの記事によると、両社の各広報は、今回の報道(上記1つめの記事)に関し

J:COM
・「あくまでまだ検討段階であり、詳しいことは決まっていない」
・「今月末に何らかの発表を行う」

スカパーJSAT
・「まだ検討中」
・「そう遠くない段階で何らかの発表があるかもしれない」

と回答したとのことです。


日本でも3D映像放送が既に検討されていることに、ちょっと驚きましたが、3Dテレビが春にも発売予定であることを考えると、特別なことではないかも、と感じます。



※参考
・ケーブルテレビ(CATV ) J:COM|ケーブルテレビで地デジ、BS、CSから超高速インターネットまでお任せ!
 http://www.jcom.co.jp/
スカパーJSAT株式会社
 http://www.sptvjsat.com/

2010年1月18日月曜日

3Dテレビ用のメガネは、1個2万円程度?

下記リンク先記事では、パナソニックが発売する予定の3Dテレビについて解説されています。

3Dテレビ元年、専用メガネ2万円は高すぎる! - デジタル - 日経トレンディネット

具体的には、

パナソニックでは、3Dテレビについて、
 ・2010年3月に、米国市場で発売予定。
 ・日本国内でも順次発売する予定
 としており、初年度の出荷目標台数は約100万台(同社のプラズマテレビ全体の出荷台数の1割弱)。

・フルHDでの3D表示においては、120コマ/秒での映像表示が必要となる。
 液晶パネルでは、表示に「線順次方式」(走査により描画する)を採用しており、左右の画像切り替えにおいて左右フレームの映像が混ざり、立体像の二重映りを引き起こしてしまう。
 一方プラズマディスプレイパネルでは「面順次方式」(画面全体を切り替える)を採用しているため、原理的に左右の画像の重なりが少なくなり、3D映像の二重映りが少なくなる。

・「課題となっていた蛍光体の残像特性による二重像についても、独自の新発光制御と、新短残光蛍光体の採用により、低減することに成功している。
  プラズマディスプレイパネルは、3D化に適したパネルだといえる」
 (「パナソニック プラズマディスプレイ」の長野寛之社長)

・3Dテレビの価格は、発売を予定する各メーカーも、現在のところはっきりした価格水準を示していない。
 米国での市場調査では、通常のテレビとの価格差が
 ・50型クラス:500ドル程度
 ・50型より上のクラス:700~800ドル
 であれば購入する、との結果が出ている。

・フルHD環境で3Dテレビを視聴する場合、「アクティブシャッター方式」の3D専用メガネが必要となる。
 この方式では、3Dテレビが表示する左右用の像の交互表示タイミングに合わせ、メガネのレンズ部の液晶シャッターを、交互にオン・オフする。
 (映画館での3D映画の視聴に用いられる、簡易的なメガネとは異なる)
 3Dテレビのメーカーによると、現時点での3D専用メガネの価格は、2万円程度と見込まれている。
 メーカーでは、3Dテレビ本体の単価を低く見せるため、専用メガネについて
 ・1個または全てを、オプションで用意する
 方向で検討している。
 (※ただしこの件については、各メーカーとも公式には発表していない)

等の内容が記述されています。


3D映像を見るためのメガネが1個約2万円というのは、以前の記事ではないですが、正直「バカげている」と思わざるを得ません。

私自身は3D映像を体験していないので、3D映像の魅力が、消費者に高額な専用テレビ・眼鏡の購入を決定させるほどのものなのかどうかが、まず気になるところです。

2010年1月15日金曜日

ディスカバリー、ソニー、IMAXの3社が、世界初の24時間放送の3D専門放送局を、米国で合弁で設立予定

・ディスカバリー・コミュニケーションズ
・ソニー
・IMAX

3社が、世界初となる24時間放送の3D専門放送局を、米国で合弁で設立する、と発表したとのこと。

3D映像が家庭で視聴可能 -3D専門放送局をソニー、IMAXなどが3社合弁で開局 | クリエイティブ | マイコミジャーナル

上記リンク先記事によると、詳細は、

・今回の専門放送局には、
 ・3Dコンテンツ
 ・専門技術
 ・テレビ番組放映網
 ・運営力
 が結集して、高品質の三次元映像が、家庭で体験できるようになる。
 (3社は対等なパートナー関係となる)

・コンテンツ:
 ・ディスカバリー
 ・ソニー・ピクチャーズ・エンターテインメント
 ・IMAX
 ・その他の番組供給者
 から供給される、
 ・自然史
 ・宇宙
 ・探検
 ・冒険
 ・工学
 ・科学
 ・技術
 ・動画
 ・子ども番組
 等のジャンルから、3Dコンテンツにおいて魅力を発揮すると思われる、高品質の優良番組を集め、放送していく予定。

・放送開始:2011年の予定。
 将来的には、国際的な配信の機会も検討する。

となっています。

記事では、IMAXのCEOのリチャード・L.・ゲルフォンド氏の、

・今回の新事業は、3Dコンテンツを家庭に届けることでIMAXブランド拡大を目指す、IMAXの戦略的施策の第一歩となる。
 ディスカバリーとソニーとは、以前にIMAXのイベントフィルム作品に関し、強力な協調体制を築いた実績がある。 
 INAXでは、これらの強力なパートナーと協力することで、家庭で見る3Dのリアリティーをどこよりも早く実現することに、喜びを感じている。

との内容のコメントが紹介されています。


個人的には正直、3Dテレビの必要性にかなり疑問を持っていますが、今回の記事で挙げられているジャンルに関しては、立体感が感じられる映像で見てみたい、という気持ちにさせられます。

「The Business Insider」が考えた、「3Dテレビ市場が発売前から死んでいる10の理由」

下記リンク先記事で、ウェブサイト「The Business Insider」が考えたという、「3Dテレビ市場が発売前から死んでいる10の理由」が紹介されていました。

Ad Innovator: [今日のおまけ]3D TV市場は発売前から死んでいる10の理由


3Dテレビを利用したことが無い私としては、特に

・3Dメガネは75ドルもする 。
・3Dスーパーボウル視聴パーティをする場合、20個も3D眼鏡がいる。
・TVメーカーによって3D眼鏡が異なっており、スタンダードがない。
・3D眼鏡にバッテリーが必要。

という部分に、現状の3Dテレビが抱える課題の大きさを感じました。
(メガネの価格が高いのと、メーカーにより3Dの表示形式が異なっているのは、やはり問題が大きいと感じざるを得ない)

また、

・あんなバカげた3D眼鏡は誰も付けない。
・ひどいTV番組は3Dでもひどい。

というのには、身も蓋も無い言い方で、思わず笑ってしまいました。

個人的にはとりあえず、一般家庭ではなく、多数の人が集まり、設備が繰り返し利用される映画館での導入なら、メガネの価格や表示方式の違いといった問題は、それほど重要では無いようにも思われます。


※参考
・Top 10 Reasons 3D TV Is Dead On Arrival
 http://www.businessinsider.com/henry-blodget-top-10-reasons-3d-tv-is-dead-on-arrival-2010-1?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+typepad%2Falleyinsider%2Fsilicon_alley_insider+%28Silicon+Alley+Insider%29&utm_content=Bloglines

2010年1月13日水曜日

三菱電機の3Dテレビは、独自技術を用いたプロジェクションテレビ

下記リンク先記事では、3Dテレビの表示方式に関する、現状での課題が解説されています。

【CES 2010】会場を盛り上げる3Dテレビ、表示方式の統一が大きな課題 | EE Times Japan

記事によると、特に大きな問題として、

・テレビ放送局の間で、3D表示対応番組の表示方式が統一できていない

ことがあるとのこと。

この件について記事では、三菱電機の米国法人「Mitsubishi Digital Electronics America」の製品開発担当ディレクター、David Naranjo氏の談話として、

三菱電機の3Dアダプタは、現在複数ある3D表示方式のうち、90%に対応する能力を備えている。
 (CES開催前日のイベントでは、三菱電機の3D表示対応プロジェクション・テレビ(DLP技術採用)が公開され、同社の技術者が開発した、
  ・HDMI 1.4インターフェース
  ・MIPSコア採用の三菱電機製ASIC
  ・ビデオ信号処理回路
  等を内蔵する3Dアダプタが用いられた)

三菱電機は現在、この3Dアダプタに搭載しているASIC(同社の独自開発)を、他の3Dテレビメーカーに販売する予定は無い。

三菱電機の3D表示へのアプローチは、特定の表示方式に依存しない。
 (※CES前日のイベントでは、「RealD」社のロゴ入りの3D眼鏡を用いていた)

・現在、
 ・RealD
 ・カナダ「Sensio」
 等の企業が提供している3D表示方式の要点は、両眼に別々に画像を映すことで発生する画像の乱れを、最小限に抑えるための符号化アルゴリズムにある。
 表示方式がどれであっても、テレビ内蔵の3Dアダプタが信号を復号できる限りは、3Dメガネの種類(電池駆動の液晶シャッタ眼鏡を含む)に関わらず、3D動画を見ることが可能である。

といった内容が記述されています。

また、同社米国法人のexecutive vice presidentであるMax Wasinger氏の、

・プロジェクション・テレビは、リフレッシュ・レートを液晶テレビよりずっと高くできるため、液晶テレビよりも3D画像を美しく表示することができる。
 リフレッシュ・レートを高めることで、3D表示において視聴者が感じる錯覚を低減できる。
 液晶テレビで3D表示に対応するためには、リフレッシュ・レートは、最低でも240MHzまでアップさせる必要があると思われる。
 (※三菱電機の3Dテレビは、多数メーカー(液晶パネルを採用)と異なり、DLP技術を採用したプロジェクションテレビ)

との内容のコメントも紹介されています。


正直素人の私にはかなり内容が掴みにくいですが、三菱電機と他のメーカーでは、3D表示方式が異なっていることは、何となく理解できた気がします。

3Dテレビの表示規格の統一は、普及には必要不可欠だと思いますが、まだ市販製品も発売されていない現状では、まだまだ状況は流動的、ということでしょうか。

2010年1月12日火曜日

3D映画「アバター」は、公開4週目で興行収入が歴代4位

下記リンク先記事では、3D映像コンテンツを巡る、最近の動向が紹介されています。

映画「アバター」大ヒットで期待高まる 3D映像どこまで普及するか:株/FX・投資と経済がよくわかるMONEYzine

具体的には、

・最新の3D映像技術を駆使した映画「アバター」(ジェームズ・キャメロン監督)は、興行収入が
 ・公開開始(2009年12月18日)から2週間余りで10億ドルを突破。
 ・2010年1月3日までの世界の興行収入は、10億2,200万ドルに到達。
 ・公開4週目で、
  ・「タイタニック」(18億ドル)
  ・「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
  ・「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」
  に次ぐ歴代4位を記録している。
 という状況。
 また、評価についても、観客・評論家の双方から、
 ・「迫力がすごい」
 ・「映画が変わる」
 と賞賛の声が挙がっている。

2009年米国で公開された3D映画は19本。
 2010年には、50本に達すると言われている。

2010年に開催される
 ・冬季バンクーバー・オリンピック
 ・サッカーのワールドカップ南アフリカ大会
 も、3Dで撮影されることが決定している。

・米国では、3D映像のテレビ番組が、相次いで放送開始されている。
 ・ソニーなど3社:
  2010年1月5日に、3D番組専門の24時間チャンネルの設立を発表。
  (放送開始は2011年から)
  ソニーでは先行して、3D対応テレビを2010年春に発売する予定。
 ・米ウォルト・ディズニー傘下のスポーツ専門チャンネル:
  ・サッカーW杯
  ・大学フットボール
  等、人気スポーツの3D番組を放送する予定。

・3D対応テレビは、2010年のデジタル家電の目玉商品として期待されているが、価格の高さ(50型で30万~40万円程度との予想)がネックと考えられる。

等の内容が記述されています。


映画館で3D映像を体験した人には、3Dテレビにも大きな魅力を感じるのかもしれません。

3Dテレビの是非を判断するには、私も自分の目で体験する機会が必要だ、とは感じています。

3D映像が頭痛・吐き気を引き起こす可能性あり、しかし多くの問題は解決済み?

下記リンク先記事では、3D映像の視聴が、頭痛などの体調不良を引き起こす可能性について記述されています。

注目集める3D映像、一部の人には頭痛のリスクも | エンタテインメント | Reuters

具体的には、

・ノースウエスタン大学フェインバーグ医学部のマイケル・ローゼンバーグ氏(眼科教授)は、
 ・非常に小さな目の問題(眼筋の僅かな不均衡など)を抱えている人は多い。
  これらの問題は、通常の状況下であれば脳が自然に対応して問題は生じない。
  しかし、3D映画は全く新しい知覚経験であるため、脳に負担がかかり、頭痛が起きやすいと考えられる。
 と語っている。

・専門家によると、3D映像の視聴による、頭痛に関する詳しい調査報告はまだ存在しない。

・「RealD」社のリック・ハイネマン氏は、
 ・3D映像視聴後に起こる頭痛吐き気が、これまで本格普及における足かせの要因となっていた。
 ・ただし新しいデジタル技術では、3D映像視聴後の不快感を引き起こす問題の多数が解決済みである。
  この新技術により、多くの人が、3Dの映画やテレビを問題無く視聴できるようになった。
 と語っている。
 (「RealD」社は、米国の映画館の90%に3D機器を納入している。
  また、
  ・ソニー
  ・パナソニック
  ・JVC
  ・東芝
  といったメーカーとも、3D技術において提携している。)

等の内容が記述されています。


家電メーカーも3Dテレビの商品化を急いでいるようですが、健康面への影響がしっかりと検証されていないのは、問題が大きいと感じざるを得ません。

消費者の信頼を得て、3Dテレビの普及が進むためには、この部分をしっかりと固めておく必要があるのではないでしょうか。

2010年CESでの、3Dテレビ等の出展状況を紹介している「AV Watch」の記事

下記リンク先記事では、3Dテレビを中心に、2010年CESでのメーカーの出展状況が紹介されています。

【CES】大手メーカー以外にも広がる3Dテレビ -AV Watch

このうち3Dテレビについては、

・3D対応テレビでは現在、先行大手メーカーは
 ・パナソニック:プラズマ
 ・ソニー:液晶
 ・Samsung:プラズマと液晶の両方
 の開発を進めており、2010年春~夏の発売を目指している。

・上記以外のメーカーでも、
 ・VIZIO(北米での液晶テレビシェア1位):2010年8月に3D対応の「XVTPRO720SV」を発売予定
 ・TCL(中国)
 ・Hisense(同)
 等が、CESに3Dテレビを出展し、市場投入を表明している。

・技術面では、ほぼ全てのメーカーが、
 ・液晶パネル(240Hzまたは120Hz)
 ・アクティブシャッター方式
 を採用している状況。
 一方、プラズマ3Dテレビの発売を予定しているメーカーは、
 ・パナソニック
 ・Samsung
 ・LG
 で、これらのメーカーの製品も、アクティブシャッターメガネを利用する方式となっている。

・付加的な機能として、
 ・Samsung、ソニー:2D映像から3Dへのリアルタイム変換機能
 ・東芝:Cellの演算能力を活用する3D変換
 が計画が計画されている。

・またPC系では、
 ・LG、Samsung:120Hzのディスプレイを用いた3D
 ・GPU(Graphics Processing Unit)メーカーのAMD、NVIDIA:パソコンでのGPUアクセラレーションを用いた3D
 の訴求が見られる。

等の内容が記述されています。


まだ市場が形成されていない3Dテレビですが、メーカー側では既に製品開発に相当に注力している、ということが感じられます。

ただ個人的には、(私が実際の画面を見たことが無いせいもあるとは思いますが)3Dテレビが本当に消費者に受け入れられるものなのか、かなり疑問をもっているので、メーカーがどのように魅力をアピールしてくるのかも含めて、今後の動向に注目したいと思います。