シャープが4月2日、裸眼で立体視が行える3D液晶ディスプレイを開発したことを、発表したとのこと。
・【更新】シャープ、裸眼対応のタッチパネル付き3D液晶を開発 - 2D/3D切替表示も可能 - Phile-web
・「大型テレビにも応用」シャープ常務(日本経済新聞)
・シャープ、眼鏡なしで高精細3D映像見られる液晶(日本経済新聞)
・時事ドットコム:眼鏡不要の3D液晶を発表=携帯電話、デジカメに搭載-シャープ
・より高精細、高輝度に――シャープがタッチパネル対応3D液晶を発表 - ITmedia +D モバイル
上記リンク先記事によると、このディスプレイの詳細は、
・特徴:
・今回の開発品では、全てのユーザーが安全に使用できるよう、従来品から
・「表示品位の改善」
・「低クロストーク」
・「モジュール厚みがアップしないタッチパネル」
の点で改善を行っている。
・明るさや精細度は、従来開発品の2倍に向上。
・CGシリコン技術の進化により、パネルの配線幅を微細化。
加えて、視差バリアの高精度な貼り合わせ技術と作り込みによって、光の効率を向上。
これらにより、クロストークを大幅に低減している。
・液晶モジュールの厚さ:
スイッチパネルとタッチパネルを一体化したことで、従来の2Dタイプと同等の厚みを実現している。
・3D表示時のスイートスポット:
視差バリアのスイッチパネルの厚みを調整することにより、約20~50cmの範囲で変更可能。
(発表された開発品では、スイートスポットは30cmに設定)
・視聴範囲:
適切な3D視聴が行える角度は、プラスマイナス3cm。
横から覗き込む場合には、立体視はできない。
・発表に用いられた開発品の詳細:
・画面サイズ:3.4型(480×854ドット)
・輝度:500cd/m2
・コントラスト比:1,000:1
・駆動速度:60Hz
・バックライト:LED
・3D表示方式:視差バリア(パララックスバリア)方式
・3D表示時には、横方向の解像度が半分に低下する。
・ディスプレイの向きを90度回転させた場合にも、バリアの向きを変更して3D表示が可能。
・タッチパネル:静電容量方式(マルチタッチにも対応)
・想定用途:
モバイル機器(スマートフォン、携帯電話、デジカメ、デジタルフォトフレーム、ポータブルメディアプレーヤー)やPC、ゲーム機が挙げられる。
実際の生産品では、当初は3~5インチクラスの製品を想定する。
ただし、10インチを超える製品(パソコン等)も、同じの技術で対応できる可能性がある。
・今後の展開:
・製造拠点:
シャープの三重工場。
ただし、設備投資額は数十億円規模で済む。
・量産開始時期:
2010年度上期に、タッチパネル機能を省略したタイプから順次生産を開始する。
・生産量:
シャープのモバイル機器用液晶における3D対応パネルの比率は、
・2010年度:10~20%
・2011年度以降:50%以上
を目指す。
・採用の動き:
携帯電話メーカーとは、既に商談が進行中。
ゲーム機分野については、現時点では非公開。
等となっています。
通常の液晶と比較して、コストがどの程度アップするのかが、個人的には最も気になりますが、他に特別な機器(3Dメガネ等)を必要としないという点で、非常に興味を惹かれます。
各記事でも挙げられているとおり、私もこのシャープの3D対応液晶が「ニンテンドー3DS」で採用されるのでは、と思っていますが、そうなった場合、裸眼3D表示を味わうためだけでもニンテンドー3DSを購入してみたい、という気が起こってきています。
※参考
・専用メガネが不要で、裸眼で立体表示が楽しめる タッチパネル付3D液晶ディスプレイを開発:シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/report/3d/index.html
・業界最高輝度 2D/3D表示切り替え可能なタッチパネル付3D液晶ディスプレイを開発 | ニュースリリース:シャープ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/100402-a.html
※当ブログの関連記事:
・シャープの3Dテレビ発売は、2010年夏以降に(2010年3月14日)
・任天堂が、裸眼で3D映像を楽しめる「ニンテンドー3DS」を、2010年度中に発売予定(2010年3月25日)
2010年4月4日日曜日
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