2010年2月27日土曜日

サムスン電子が、韓国内で、3D対応液晶テレビ「3D LED TV 7000/8000シリーズ」を発売

韓国の「Samsung(サムスン電子)」が2月25日、同国内で3D対応液晶テレビ3D LED TV 7000/8000シリーズ」を発売したとのこと。

Samsung、46/55型の3D液晶テレビを韓国で発売 -AV Watch
3Dテレビでサムスン先手 韓国で発売、米欧にも3月投入(NIKKEI NET(日経ネット):企業ニュース)

上記リンク先記事によると、この製品の詳細は、

・特徴:
 LEDバックライトを採用した液晶テレビ。
・3Dへの対応:
 全機種ともフルHDの3Dパネルを採用。
 また、専用の映像エンジンやバックライト、2D映像の3Dリアルタイム変換機能を採用している。
 3Dメガネは「フレームシーケンシャル方式」で、クロストークの軽減や軽量化などを図っている。
・テレビ部の厚み:
 ・8000シリーズ:23.9mm
 ・7000シリーズ:26.5mm
・その他の機能:
 DLNAなどのネットワーク機能を搭載。
・価格:
 ・7000シリーズ:
  ・46型:約420万ウォン
  ・55型:約580万ウォン
 ・8000シリーズ:
  ・46型:約450万ウォン
  ・55型:約610万ウォン
・販売体制:
 2010年3月には、世界市場(米国・欧州など)でも発売する予定。

等となっています。

またサムスン電子では更に、2010年上半期に上位モデル9000シリーズ(厚さ10mm以下)も発売する予定とのことです。


韓国内のみとはいえ、早くも3Dテレビが市販開始されたことに、かなり驚きました。

いち早い市場投入製品として、果たしてどのような評価を受けることになるのか、非常に気になるところです。

2010年2月25日木曜日

パナソニックが、3Dテレビの国内市場規模見通しを上方修正

下記リンク先記事では、パナソニックの西口史郎氏(デジタルAVCマーケティング本部の本部長)に対して「AV Watch」が行った、3Dテレビ事業展開に関するインタビュー内容が掲載されています。

パナソニック、3Dテレビの出荷計画を発売前に上方修正 -AV Watch

具体的には、

2月9日の製品発表時には、
 ・37型以上の大型テレビ市場で、3Dテレビが占める割合は約10
 との観点から、3Dテレビの国内市場規模を50万台と予測した。
 しかし、その後の量販店・専門店からの引き合い状況から、市場は予想を上回る規模で推移すると判断した。
 (主要量販店の中には、
  ・全店舗で、3Dテレビと3D対応ブルーレイDIGAを展示したい
  との要望を出したところもある)
 その他、
 ・パナソニックの今後の製品ラインアップの強化
 ・他メーカー各社からの3Dテレビの発売
 といった状況も考慮し、現在は下記のような見通しを立てている。
 ・2011年1-3月2010年度第4四半期)には、大型テレビの3割以上を3Dテレビが占める可能性がある。
 ・2010年度は、100万台の市場規模を視野に入れる。
  (※パナソニックのシェア獲得目標は、従来と同じ50%以上)

・パナソニックでは、3Dテレビのラインナップについて、既に発表済みの「VIERA VT2シリーズ」の50型・54型に続いて、
 ・58
 ・65
 ・40型台(プラズマディスプレイパネルを採用)
 を発売する予定。
 また、2011年春に発売予定のテレビについて、50型以上の製品を全て3Dテレビにすることも検討している。

2010年4月23日の3Dテレビ発売に合わせ、パナソニックでは「一夜城作戦」(短期間に全国の量販店・専門店に商品を展示する)を展開する予定。
 この作戦の対象店舗は、全国の
 ・主要量販店
 ・パナソニック専門店(スーパー・パナソニック・ショップ(SPS)が中心)
 (※展示を行う店舗の具体的な数などは未公表だが、全国の店舗数自体は
   ・主要量販店:約3,000店舗
   ・SPS:約6,000店舗
   とされている。)

等の内容が記述されています。


パナソニックでは3Dテレビについて、相当な手ごたえを感じているようですが、果たしてメーカーの思惑通り、3Dテレビは消費者に強烈なインパクトを与え、需要を喚起できるのか、今後の展開が非常に気になるところです。

とりあえず個人的にも、確かに3Dテレビの場合は、その機能・特徴(3D映像を再生する)から、店頭で実際にデモンストレーションを行うことが、商品アピールとして非常に有効かもしれない・・・と感じます。


※当ブログの関連記事:
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定(2010年2月11日)

2010年2月23日火曜日

NHKが「裸眼3Dテレビ」を開発中、実用化は数十年後の見通し

下記リンク先記事では、3Dコンテンツ放送の現状が紹介されています。

3D放送の現在:衛星放送けん引、ノウハウ開発途上--NHKは裸眼方式 - 毎日jp(毎日新聞)

この記事の中で、NHKが開発中の「裸眼3Dテレビ」について、

・方式:
 「スーパーハイビジョン」(2025年に放送開始予定)の技術を応用。
 撮影用カメラの前に、多数の微小なレンズで構成される板を置き、対象物を様々な角度から撮影する。
 映像の上映時にも、ディスプレーの前にレンズ板を設置する。
・特徴:
 ・3Dメガネが不要。
 ・視聴者の見る位置に応じた立体映像が見られる。
・「眼鏡を用いる3D放送には限界がある」(NHK)
・「裸眼3Dはその(※スーパーハイビジョンの)次の世代の構想。実用化は数十年後になるだろう」(NHK放送技術研究所)

等の内容が記述されています。


実用化の見通しが数十年後というのは、非常に先の話だと感じますが、それまでに3D放送が一般に広く普及するかどうかが、まず気になるところです。

2010年2月18日木曜日

「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」のDVDは、既存のテレビとプレーヤーで楽しめる「トリオスコピクス方式」を採用

日本映画「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」のDVDが、特別なテレビやプレイヤー用いずに3D映像を楽しめる映像処理技術「トリオスコピクス方式」を、日本で初めて採用したとのこと。

自宅のテレビで3D鑑賞の時代到来!日本映画初の試みで『戦慄迷宮 3D』が飛び出す!! - シネマトゥデイ
3D映画がDVDになって登場「戦慄迷宮3D」--現行テレビで視聴が可能:ニュース - CNET Japan
あなたのテレビが3Dシアターに!?『戦慄迷宮3D』が日本映画初の技術を採用した3D-DVDで発売 シネマトリビューン CINEMA TRIBUNE

上記リンク先記事によると、「トリオスコピクス方式」は、

・現在ハリウッドで主流となっている、最新の3D映像処理技術。
・表示方式:
 従来のアナグリフ方式(赤と青のメガネで観る)と異なり、左眼と右眼のイメージを、カラーエンコードされた1つのイメージに組み合わせている。
 これを、米トリオスコピクス社製の専用メガネにより観る。
・特徴:
 ・色彩・質感の表現に優れる。
 ・3D映像がぶれない。
 ・既存のDVDプレーヤーやテレビでの視聴が可能。

というもの。

また、「戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH」の3D版DVDの詳細は、

・商品名:「戦慄迷宮 3Dプレミアム・エディション【初回限定生産】」
・内容:
 ディスクは、3D版・2D版の2枚セットで、収録内容は、
 ・Disc1:2D本編と特典映像
 ・Disc2:3D本編
 またパッケージには、専用の3Dメガネ2個が同梱される。
・発売日:2010年3月3日
・価格:4,935
・販売:アスミック・エース エンタテインメント
・発売:角川映画
※2D版のみの「戦慄迷宮 スタンダード・エディション」も、3,990円で同時発売する。

となっています。



(ぐるぐる王国 楽天市場店)
既存の機器で3D映像が視聴可能というのは、非常に魅力が大きいと感じます。

家電メーカーが3Dテレビで採用する各種方式と比較して、「トリオスコピクス方式」にはどのような利点・欠点があるのか、より詳細が気になるところです。

「戦慄迷宮 3D プレミアム エディション」の、楽天市場での検索結果

2010年2月11日木曜日

「J:COM オンデマンド」が2010年4月から、HD画質の3Dコンテンツ配信を開始予定

ジュピターテレコム(J:COM)が2月10日

・ビデオオンデマンドサービス「J:COM オンデマンド」で、2010年4月に、HD画質の3Dコンテンツ配信を開始する

ことを発表したとのこと。

J:COM、VODで3D映像配信 4月から - ITmedia News
asahi.com(朝日新聞社):J:COM、ハイビジョン画質の3Dコンテンツ配信サービス、4月開始 - e-ビジネス情報(提供:BCN) - デジタル

上記リンク先記事によると、今回のサービスの詳細は、

・視聴方法:
 ・3D対応テレビ
 ・専用3Dメガネ
 が用意してあれば、既存のSTB(セットトップボックス)で、3D映像を視聴できる。

・対応機器:
 先行発売されるパナソニックの3Dテレビに対応する。
 その後、
 ・ソニー
 ・東芝
 等の国内大手メーカーの3Dテレビにも、順次対応していく計画。

・配信コンテンツ:
 ・映画
 ・スポーツ
 ・紀行番組
 等の3D映像コンテンツを、国内外から調達する予定。
 (※価格や番組ラインナップの詳細などは未定)

・キャンペーン:
 3D番組配信開始に合わせて、「J:COMショップ」に「3Dコンテンツ体感コーナー」を開設する。
 この体験コーナーでは、最新の3Dテレビ(パナソニック製など)を設置し、来客が3D映像を体験できる。

・その他:
 3Dコンテンツの調達やプロモーションを、パナソニックと積極的に協力して進める予定。

となっています。


ひとまずは、国内メーカーで最も早く3Dテレビの発売を発表したパナソニックと協力していく、ということでしょうか。


※参考
・ケーブルテレビ(CATV ) J:COM|ケーブルテレビで地デジ、BS、CSから超高速インターネットまでお任せ!
 http://www.jcom.co.jp/


※当ブログの関連記事:
ジュピターテレコムがCATVサービス「J:COM TVデジタル」のVODサービスで、2010年春から3D映像コンテンツを配信予定(2010年1月29日)
パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定(2010年2月11日)

パナソニックが、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズ2機種を、2010年4月に発売予定

パナソニック2月9日

・世界初となる、フルハイビジョン3D映像対応のプラズマテレビ「3D VIERA」VT2シリーズの2機種を、2010年4月23日に発売する

ことを発表したとのこと。

パナソニック、3D 対応プラズマテレビ“3D VIERA”VT2 シリーズを発表 - japan.internet.com Webテクノロジー
パナソニック、3Dテレビを4月発売 : J-CASTニュース
【レポート】10年代は3D産業革命の時代 - 3Dテレビ市場でシェア5割を目指すパナソニック | 経営 | マイコミジャーナル
パナソニックが3Dテレビを発売、PDPの性能を限界まで引き出す | EE Times Japan
パナソニック、3D対応のワイヤレスシアターとラックシアターを発表 | 家電 | マイコミジャーナル

上記リンク先記事によると、今回の製品の詳細は、

・種類:
 ・「TH-P54VT2」(54V型)
 ・「TH-P50VT2」(50V型)
 の2種類。

・表示部:
 超高効率プラズマディスプレイパネル採用の、3D映像対応「フル・ブラックパネル」。

・3D表示:
 フレームシーケンシャル方式(右眼・左眼用の各映像を、交互に高速表示する方式)の3D映像の、2重像(残像による左右映像の重なり)を低減して、クリアな3D映像を視聴可能にする。
 視聴は、アクティブシャッター方式の「3Dグラス」(製品に1台同梱)を利用する。
 (※3Dメガネのオプション販売価格は、1万円前後)

・動画解像度:1,080本(世界最高)

・年間消費電力量:
 50V型では、同社従来品(2D表示)から約13%削減。

・その他の機能:
 ・「ハリウッドカラーリマスター」機能:ブルーレイ(色域が圧縮されてしまう)のソフト等からも、映画オリジナルの発色を再現する。
 ・人間の視覚特性を活用して、視聴環境に適応した高画質に自動調整する機能
 など。

・想定店頭価格:
 ・「TH-P54VT2」(54V型):53万円前後
 ・「TH-P50VT2」(50V型):43万円前後
 (※従来の2Dテレビより、約7万円高い)

等となっています。

パナソニックでは、3Dテレビの市場規模について、

・日本国内:
 ・2010年:50万台規模
 ・2012年度:200~300万
・世界:
 ・2010年:約200万

と予測しており、いち早い製品投入により、国内・世界双方でシェア5割の獲得を目指すとのこと。

また同社は、今回の3Dテレビ発売に合わせ、同じく3D対応製品の

・ブルーレイディスクレコーダー「ブルーレイDIGA」
・ワイヤレスシアター「SC-ZT2」
・ラックシアター「SC-HTX700」「SC=HTX500」

も発売する予定とのことです。


価格の高さ等が懸念されていた3Dメガネについては、まずは1個が同梱されるかたちに落ち着いた、ということでしょうか。

とりあえず個人的には、消費電力が従来機種より1割以上少なくなっている点に、大きな魅力を感じます。


※参考
・地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンプラズマテレビ 3D VIERA VT2シリーズ 2機種を発売 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
 http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/jn100209-3/jn100209-3.html


※当ブログの関連記事:
2010年CESでの、3Dテレビ等の出展状況を紹介している「AV Watch」の記事(2010年1月12日)
3Dテレビ用のメガネは、1個2万円程度?(2010年1月18日)

2010年2月3日水曜日

英国「スカイ・スポーツ」が、国内のパブ9箇所でサッカープレミアリーグの試合を3D放送、スポーツ中継での3D放送は世界初

英国の衛星放送「スカイ・スポーツ」が1月31日、サッカー「イングランド・プレミアリーグ」の「アーセナル対マンチェスター・ユナイテッド」の試合を、3D映像で放映したとのこと。

英衛星テレビ、プレミアリーグの試合を3Dで生中継 | エンタテインメント | Reuters
東京新聞:サッカー3D初中継 メガネとビールで全員集合:スポーツ(TOKYO Web)
2/1 サッカーのテレビ中継にも3D時代が到来?(Internet Journey)

上記リンク先記事によると、詳細は、

・視聴環境:
 英国とアイルランド内9カ所のパブ(3D対応テレビを設置している)限定で、放送が行われた。
 ロンドン市内のパブでは、サポーター達が3Dメガネをかけて、ビールを片手に試合を視聴した。

・英国メディアによると、スポーツの生中継での3D放送は、今回が世界初の試みとのこと。

・今後の展開:
 スカイ・スポーツでは3D放送の視聴機会を、2010年4月には英国内の数百ヶ所のパブに拡大。
 また、同月から3D専門チャンネルを放送開始。
 一般家庭でも、3D対応テレビがあれば視聴できるようにする。

となっています。

また記事では、

・「球技場の下手な席で見るより臨場感がある」
・「全景は普通のテレビと変わらない」
 (3D中継を観戦した人々)

・「我々にとって歴史的な日だ。
  今後の方向性が示された。
  観客は、競技場の最前列を行き来しながら観戦しているようなもの」
 (スカイ・スポーツのダレン・ロング事業本部長)

とのコメントが紹介されています。


人が多く集まって、スポーツ中継などをテレビ観戦して盛り上がるような場所では、3D放送・テレビは大きな価値を発揮するのかもしれない、と思いました。